実印を買うときがきた？！実印の選び方のコツを予習しよう

実印はどこで買う？

実印の購入方法は、大きく分けて「ネット注文」と「実店舗で購入」の、二つの方法があります。

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ネット注文

老舗のはんこ屋さんなどのホームページでは、ネット注文を受け付けているところも多数あります。
わざわざ足を運ぶのが面倒、だけど、専門店でないお店で買うより、せっかくだからイイトコの物を買いたい。
気になるお店があるけれど、遠くて行けそうにない。

実印のネット注文はそんな方におすすめです。

ただ、安さを追い求めて、怪しいお店に引っ掛からないように、ご注意下さいね。

実店舗で買う

大事な実印ですから、相手の顔が見える所で買いたい気持ちもありますよね。

古くからある地元のはんこ屋さんなら、人伝手にお店の評判を聞くこともできたりして、なんとなく安心です。
また、地域によって、人口の多い姓というのは偏っています。沖縄の風変わりな姓、「梯子高（はしごだか）」のタカハシさん等漢字が変則的な姓、難読苗字であっても、その地域に根差したはんこ屋さんなら、スムーズに製作依頼ができるでしょう。

特に、漢字が変則的な姓の場合、漢字が「環境依存文字」になるため、メールが文字化けしてしまう可能性があります。改めてFAXでやり取りするのも面倒ですから、実店舗で購入するのがおすすめです。

また、デパートにテナントが入っている、高級店で実印を買うというのも、憧れです。
大きな商談の席で持つものですから、相手にナメられない、武器としての高価なハンコ、というのも人生の良い相棒になるでしょう。

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選び方のポイント

壊したり無くしたりしない限りは、実印は一生もの。慎重に選びたいものです。
セキュリティ性でのポイントは「フォント」、デザイン性でのポイントは「素材」です。

フォント

パソコンですぐ打ち出せるような、ありきたりなフォントで作った実印は、偽造しやすいです。
実印の文字は、はんこ職人さんの手書きが一番！　「手書きで作ってくれるか」が、お店選びの最重要ポイントです。

素材

実印の素材で定番なのは、象牙。漆で塗装したり、無垢のままにしたり、色々なデザインのものがあります。

殺生を避けたい、心やさしい方には、黒檀（こくたん）など高級木材を使うのがおススメです。

また、水晶などの鉱石を素材にしたものも多いです。よく深夜の通販番組で見かけますよね。
見た目が華やかで、バブリーな印象さえ持ちますが、水晶の実印は、むしろ機能重視です。
実印に使う鉱石は、あえて衝撃に弱く欠けやすいものを使っています。壊れやすいものは、必然、慎重に扱います。実印を持つ時は慎重に、契約そのものも慎重に、と自戒を込める意味があります。

親御さんから、子供へプレゼントするなら、鉱石の実印が素敵です。

実印を買う人に幸あれ

実印選びは、意外と奥深いものです。ケースや朱肉などにもこだわり始めたら、天井知らず！
自分はどんな実印を持ちたいか、どんな大人になりたいのか。妄想が膨らみます。

実印が必要になるとき、それは幸福な瞬間ばかりではありません。
ローンを組む時、借金をする時、遺産相続するとき。「良い買い物」の筈が、詐欺に合うことだってあります。

実印を「幸福の象徴」にするか、「悲しみの象徴」になってしまうかは、あなたの選択にかかっています。
どうか、素敵な「そのとき」を迎えて下さい。

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