溜池山王駅 日枝神社の特徴とは？商売繫盛や縁結び祈願で人気

日枝神社について

南北線・銀座線溜池山王駅から徒歩約3分の場所にある『日枝神社』は、さまざまなご利益がある神社として親しまれています。まずは神社の歴史や御祭神について知り、どんなご利益があるのかチェックしていきましょう。

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日枝神社の御由緒や御祭神

正確な創建の年代は明らかではありません。しかし、室町時代の1478年に武将の太田道灌が江戸城築城建設の際に、鎮守として『川越日枝神社』の建設を申し出たのが始まりだといわれています。

その後、何度か移築を繰り返し、江戸城外の麹町隼町に建てられ、多くの人々が参拝に訪れるようになりました。

日枝神社の御際神は『古事記』にも登場する山の神、『大山咋神（おおやまくいのかみ）』です。そのほか『伊弉冉神（いざなみのかみ）』を始めとする神々も相殿神として祭られています。

日枝神社のご利益

古くより将軍や庶民から愛され続けてきた日枝神社には、さまざまなご利益があります。特に『商売繁盛』『良縁・縁結び』などのご利益が有名です。

商売繁盛は、御祭神である大山咋神が、万物の成長発展をもたらすといわれる『山の神』であることが関連しています。

良縁については、神社の所々で見られる『神猿』が所以です。猿は『えん』と読むことから『縁（えん）』を呼ぶ場として、神社に良縁を願う多くの人々が訪れています。

日枝神社の見どころ

日枝神社にはたくさんの見どころがあります。中でも特にご利益があるスポットや、歴史的な所蔵品があるエリアをピックアップしてみました。

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徳川将軍家ゆかりのものが所蔵 宝物殿

宝物殿には国宝や重要文化財のほか、徳川家にゆかりのあるものが所蔵されています。

刀剣『則宗』は、徳川家光の四男の徳松が初宮参りのときに寄贈されたものです。江戸時代初期に作られた貴重な歴史物として、国宝に認定されています。

そのほか、幕末から明治期にかけて活躍した浮世絵師の楊洲周延による『錦絵』や、江戸時代中期に活躍した絵師の英一蝶による『屏風絵』など、緻密で色彩豊かな芸術作品も大きな見どころです。

朱色が美しい千本鳥居や珍しい山王鳥居

日枝神社の稲荷参道にある、都内では数少ない『千本鳥居』も人気のスポットです。

階段の周りに重なっている朱色の鳥居が、神秘的な雰囲気を醸し出しています。写真映えも抜群のため、記念写真の場としてもおすすめです。

表参道・裏参道・西参道の3カ所には山の形をモチーフにした『山王鳥居』が建てられています。

愛らしい猿モチーフや魔除けの猪の目

社殿では狛犬ではなく、神猿像が出迎えてくれます。メスの神猿像は子どもを抱いていることから、安産や縁結びのご利益があるスポットとしても人気です。

もう一方のオスの神猿像は、物事の発展をもたらす山の守り主として知られています。商売繁盛や出世運によい影響があることから、ビジネスマンや仕事運をアップさせたい人におすすめのパワースポットです。

神門や賽銭箱など、神社の至るところにあるハート型のような『猪の目』は魔除けの力があるといわれています。

お祭りも有名

日枝神社は『山王祭』という祭りが行われる神社としても有名です。お祭りの特徴や内容を解説します。

江戸三大祭りのひとつ 山王祭

毎年6月頃に開催される山王祭は、東京都で開かれる大きなお祭り『江戸三大祭り』のひとつです。徳川家光が生まれて以来、江戸城内に山車や神輿の入場を許可し将軍が拝見する『天下祭り』として親しまれています。

山王祭の見どころは、山車と神輿が行列をなして階段を上がる様子です。

かつての王朝装束を身に付けた人々の優雅な姿や、迫力満点の山車やきらびやかな神輿は、都会の中とは思えない荘厳な雰囲気を演出しています。

日枝神社に参拝して運気をアップ

日枝神社は山の神様による、ありがたいご利益があるパワースポットとして多くの人々に親しまれています。刀剣や朱印のほか、神猿像などをチェックして、運気アップを目指してみてはいかがでしょうか？

• 施設名：日枝神社
• 連絡先：03-3581-2471
• 住所：東京都千代田区永田町2丁目10番5号
• 営業時間：開門5:00～閉門18:00（4月～9月）、開門6:00～ 閉門17:00（10月～3月）
• アクセス：南北線・銀座線溜池山王駅より徒歩約3分
• 公式HP

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