行徳駅 弁天公園ってどんな場所？遊具や弁天の森など特徴を解説

弁天公園とは

『弁天公園』は駅からほど近い住宅街の中にあり、付近に暮らす子どもたちの遊び場として人気です。市民の憩いの場所となっている、弁天公園の基本情報を紹介します。

弁天の森の面影を残す公園

現在、弁天公園の周辺は住宅地となっていますが、かつては水田や蓮田が広がる場所でした。

江戸時代ごろまでは田んぼに囲まれた森の中に『弁天の宮』があり、先人たちに守られ敬愛されていたと伝えられています。

市が区画整理事業を行う際に、緑化推進のシンボルとするため全てを取り壊さずに一部の森を残して公園にしました。今でも公園の中に当時の樹木が残されており、かつて森だったころの面影が感じられます。

園内の特徴

弁天公園の敷地はそれほど広くありませんが、『走り回って遊べるグランド』と『さまざまな遊具が配置されたエリア』に分かれています。花壇やベンチなどもあり、散策や休憩場所として人が集まることも少なくありません。

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飛行機型の遊具など

弁天公園の中には鉄棒やブランコといった定番の遊具以外にも、やじろべえ型のシーソーや、飛行機の形をしたジャングルジムなどの珍しい遊具があります。

飛行機の遊具はジャングルジムに滑り台を合体させたような形で、内部にはハンドルやベンチを備えており、飛行機の操縦士になったつもりで遊べる仕組みです。

遊具の周辺にはくつろげるベンチもあり、休憩しながら子どもたちが遊んでいる様子を見守れるでしょう。

四季折々の花々

弁天公園は街の中にいながら、四季を感じられる貴重な場所です。

公園の花壇には四季の草花が植えられ、季節ごとに違った花を楽しめます。園内には桜の木や藤棚などもあり、春になるとさまざまな彩りが目に飛び込んでくるでしょう。

たくさんの木々があるため、四季によって移り変わる自然の風景に癒されながら散策を楽しめます。

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弁天を祭る、行徳弁天の森21

『行徳弁天の森21』は弁天公園の大きな特徴となっている場所です。どのような場所なのでしょうか？

鳥居やほこら、弁天の像

公園内には、弁天公園の名前の由来になっている『弁財天』を祭った『行徳弁天の森21』というエリアがあります。

園内の片隅にある森の一部を切り取ったような静かな場所が、弁財天を祭っている場所です。入り口に鳥居があるため、すぐに分かるでしょう。

小さな森の中に飛び石が配置されており、風情が感じられる場所です。子どもたちが遊ぶ公園の中にありながら、まるで神社のような静けさが漂っています。訪れれば、のどかな時の流れを感じられるでしょう。

推定樹齢150年の古木や万歩塚など

行徳弁天の森21には、かつて田園の中に佇む森だったころに存在していた『大きな樹木』が残されています。古いものでは、推定樹齢150年のクスノキもあるそうです。

園内にはほかにも、タブ・エノキ・クロマツなど、約20種類の樹木があります。一つ一つの樹木を見ていくと、歴史を感じられるでしょう。

また、千葉県市川市八幡にある葛飾八幡宮から1万歩の距離であることを示す『万歩塚』も設置されています。ウォーキングの目安として利用しても良いかもしれません。

地域住民の遊び場、憩いの場

弁天公園は付近の住民の遊び場や憩いの場として親しまれている場所です。園内に公園の名前の由来となっている弁財天を祭るほこらがあり、気軽に参拝できます。

また、飛行機型をした珍しい遊具をはじめとした多様な遊具があり、地域の子どもたちの遊び場になっています。園内にある整備された花壇では、四季折々の花を楽しめるのも魅力です。

休憩場所や散策スポットとして、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

• 施設名：弁天公園
• 住所：市川市行徳駅前2-19
• アクセス：東京メトロ東西線行徳駅より徒歩約4分

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