町屋駅 荒川自然公園とは？四季折々の花とスポーツを満喫しよう

荒川自然公園とは

『荒川自然公園』は都電荒川線 荒川二丁目駅からすぐ、また東京メトロ千代田線 町屋駅からも徒歩5分ほどで行ける足立区が管理している公園です。

散策や自然観察、スポーツなどを気軽に楽しめる憩いの場所であるだけでなく、新東京百景に選ばれたこともある景勝地としても有名です。

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下水処理施設の上に造成された区立公園

この公園の大きな特徴として、『下水処理施設』の上に作られた人工の公園であることが挙げられます。当時は『三河島処理場公苑』と呼ばれていました。

1970年代から1990年代にかけて、3期に分けて徐々に増設され、その中で名前も荒川自然公園へと変更されました。

『人工の公園』というと無機質的な響きがしますが、多くの樹木や花々に囲まれており、自然豊かな環境です。昆虫や野鳥、池の魚など生き物も多く観察でき、至るところで自然との触れ合いが楽しめます。

さまざまな施設が充実

公園内には、大人から子どもまでが楽しめるさまざまな施設がそろっています。特に『スポーツ関連』と『自然に親しむアクティビティ』が充実しており、地元住民を中心に多くの人でにぎわっています。

自転車の練習にぴったりの交通園

都会暮らしにおいては、家の周りに子どもが安心して自転車の練習をできる場所がないことを悩みに持つ家庭は少なくないでしょう。

荒川自然公園内にある『交通園』では、車や障害物などを気にせず安全に自転車練習ができます。幼児から小学生まで、全て無料で利用できる家計にも優しい施設です。

子どもの年齢や身長に応じて、自転車のサイズや補助輪の有無を選べるうえ、ゴーカートや一輪車にもトライできます。

遊びながら交通ルールも学べる、一度で二倍楽しめる施設です。

野球場やテニスコートを完備

園内には、8面の『テニスコート』と『軟式野球場』もあります。

いずれも事前に登録が必要で、登録ができる人は区内在住・在勤・在学者（高校生以上）のみです。

テニスコートは、4面に夜間照明を完備しており、夏は21:00まで利用が可能です。野球場は、軟式野球向けですが、中学生までは硬式利用も可能です。

夏期はプールも利用可能

公園内には『わいわいプール』という、おむつのとれた子どもから小学生までが楽しめる設備があり、夏の期間のみオープンしています。

未就学児には大人が付きそう必要がありますが、水深が浅いので小さな子どもでも安心して水遊びできるでしょう。

1日5回の入れ替え制をとっていることで、利用者が集中して大混雑ということも少なめです。

プールの中心にはタコの噴水があり、高い位置から周りに水を噴き下ろします。おとぼけなタコの表情と、空から降り注ぐ水しぶきに、子どもは大はしゃぎするに違いありません。

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四季折々の自然が楽しめる

公園内は豊かな自然に囲まれており、都会にいながら季節の移り変わりを実感できる場所です。ここでは『休日は自然を感じたい』というナチュラル派のために、園内で見られる花々の一部を紹介します。

写真を撮ったりスケッチしたりして過ごすのも、ベンチに腰掛けながら美しい姿を眺めて過ごすのも良いでしょう。

年間を通して季節の花々が咲く

園内では花壇や植樹などもきれいに整備されており、四季折々の美しい花々に心癒されます。春にはサクラ・ツツジ・フジなどが咲き乱れるほか、ハナミズキなども見ごろとなります。お花見やピクニックには絶好のシーズンです。

初夏にはアジサイの可憐な様子を楽しめます。また、夏から秋にかけてはアメリカノウゼンカズラ、春と秋にはバラなども見ごろです。

冬には、寒い中に凛と咲くサザンカやウメを楽しめるでしょう。

荒川自然公園で自然を感じよう

荒川自然公園は、下水処理施設の上につくられた人工の公園でありながら、自然豊かで草花や野鳥・虫などを身近に感じられる場所です。

充実したスポーツ施設もあり、子どもや地元の人々のアクティビティをサポートしています。広々とした敷地を持つため、ウォーキングやジョギングにもピッタリの抜群の環境といえるでしょう。

• 施設名：荒川自然公園
• 連絡先：03-3803-4042
• 住所：東京都荒川区荒川8-25-3
• 営業時間：1〜2月 7:00～17:00、3月 7:00～21:00、4～10月 6:00～21:00、11月 7:00～21:00、12月 7:00～17:00（一部エリアでは営業時間が異なります）
• アクセス：都電 荒川二丁目 下車すぐ　東京メトロ千代田線 町屋駅 徒歩約5分
• 公式HP

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