北朝霞駅 朝霞市博物館の特徴は？常設展や企画展、ワークショップも

朝霞市博物館とは

朝霞市博物館には、朝霞の歴史・文化に関する貴重な資料が保管されています。まずは、施設の概要やアクセス情報について確認しておきましょう。

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郷土の歴史や文化を伝える施設

1997年2月、朝霞市博物館は『まなびとやすらぎの空間』をコンセプトに開館しました。入場料無料で入館できる郷土資料館として、地域の人々を中心に利用されています。

最寄り駅は東武東上線『朝霞台駅』もしくはJR武蔵野線『北朝霞駅』で、どちらからも徒歩15分ほどかかります。バスを利用する場合、内間木公園行きに乗車し『博物館前』で下車しましょう。

駐車場は22台、駐輪場は94台が収納可能です。館内入口には館内用車いすやベビーカーが用意されています。また、授乳時には救護室を借りられるため、乳児連れでも安心です。

朝霞市博物館の特徴

朝霞市博物館では、常設展以外にもテーマ展示やワークショップなど、さまざまな催しが開催されています。

四つのテーマに分かれた常設展

常設展示では、考古・歴史・民族・美術工芸の四つの分野で構成された展示が観覧できます。

古墳時代の住居を再現した模型や朝霞で出土した土器が展示されているほか、東上線の開通や戦時下の様子などからは、時代を追って文化の変遷を学べるでしょう。

展示室にはタッチパネル式のクイズやジオラマ模型、体験型模型などもあり、飽きずに楽しめる仕掛けが満載です。

テーマ展示やギャラリー展示

テーマや期間を定めて催される『テーマ展示』や『ギャラリー展示』も見どころの一つです。

たとえば、『家紋になった動物たち』というテーマでは、動物の生態にもとづいた験担ぎについて考察する中で、文化と自然の関わりが紹介されました。また、朝霞市で制作活動を行うアーティストの作品を展示した『丸沼芸術の森コレクション』は、数々の芸術作品が一堂に会するよい機会となりました。

企画展のテーマ・開催日などの詳細については市の事業予定カレンダーで確認しましょう。

ワークショップや体験学習

ワークショップや体験学習に参加すれば、実際に自分の手を使う物づくりに挑戦できます。

『みんなあーちすと ～かお・かお・かお～』では、フィンガーペイントやパステルによるぼかし絵の技法を使って、自由に顔を描く子どもたちの姿が見られました。

そのほか、石を磨いてアクセサリー作りをしたり、ステンドグラスを作ったりといったさまざまな体験教室が開催されています。

ワークショップ・体験教室も開催は不定期のため、市のホームページで詳細を確認する必要があります。

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自然の中を散策できる遊歩道

朝霞市博物館の敷地内には、『中庭』や『遊歩道』があります。中庭には実際に水の力で回る『水車』があるため、独特の音風景が鑑賞できるでしょう。

水車やあずま屋も

朝霞市では、豊富な水を利用した水車の力を使って伸銅業を発展させてきました。遊歩道に置かれた本物の水車は、朝霞市博物館のシンボルです。

武蔵野の自然に囲まれた遊歩道を散策していくと、開けた場所に『あずま屋』が現れます。湧き水が流れる場所もあり、穏やかな時間が過ごせる空間です。なお、雨天の場合は屋外へは出られません。

朝霞の歴史を学べる博物館

朝霞市博物館は、最寄りの北朝霞駅から徒歩で15分ほどの場所に所在します。古代から近代にかけての朝霞市の歴史と文化を学べる、地域にとって貴重な資料館です。

四つのテーマから構成される常設展では、子どもが楽しく学べるような仕掛けが施されています。天気のよい日には、武蔵野の自然を満喫できる遊歩道を散策するのもよいでしょう。

• 施設名：朝霞市博物館
• 住所：埼玉県朝霞市岡2-7-22
• 電話番号：048-469-2285
• 営業時間：9:00～17:00
• 定休日：月曜日・第4金曜日・祝日の翌日・年末年始
• 公式HP

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