幕張本郷駅 東鉄砲塚古墳は住宅街にある遺構。行き方や特徴とは

東鉄砲塚古墳とは

東鉄砲塚古墳は現存する古墳のなかでも珍しい住宅街の一角にある古墳です。古墳の種類や特徴を紹介します。

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幕張本郷駅から行ける前方後円墳

東鉄砲塚古墳は幕張本郷駅から歩いて行ける場所にあり、住宅街の空き地に残されている『前方後円墳』です。前方後円墳は、円形の『円墳』と四角い『方墳』がつながった鍵穴のような形をしています。

前方後円墳は、世界遺産の百舌鳥・古市古墳群でも多く見られる種類の古墳です。東鉄砲塚古墳の墳丘は高く盛り上がっており、前方後円墳の特徴が見られるでしょう。

複数あった古墳の最後の一つ

もともと、東鉄砲塚古墳の周辺にはほかにも3～5基ほどの古墳があり、この一帯は『鉄砲塚古墳群』と呼ばれていました。その後、土地開発が進み、東鉄砲塚古墳だけが残されたのです。

東鉄砲塚古墳は鉄砲塚古墳群に残る最後の一つとして、千葉市によって管理されています。しかし、千葉県によると、調査が実施されていないため、詳細は不明なことも多いそうです。

東鉄砲塚古墳への行き方

東鉄砲塚古墳は閑静な住宅街のなかにあり、目的地へ導く看板が設置されていません。迷わずにたどり着くためにはどうやって行けばいいのでしょうか。東鉄砲塚古墳への行き方を紹介します。

アクセス方法

東鉄砲塚古墳に行く際に電車を利用するなら、JR幕張本郷駅で下車しましょう。JRの車両センターに架かる橋を渡り、住宅街がある方向に進みます。

『幕張本郷中学校』を目指して歩き、中学校前の交差点を『幕張台公園』方面へ曲がりましょう。3つ目の角を右折すると有限会社の看板が見えてきます。

看板がある路地を右に曲がり、通りを進むと右手に東鉄砲塚古墳の姿を見つけられるでしょう。

特に看板などはないので注意

東鉄砲塚古墳に向かう間に案内標識や古墳のある空き地に古墳を示す看板は設置されていません。一般的な住宅街の空き地に小高い丘のようなものがあるだけのため、見落とさないように注意しましょう。

東鉄砲塚古墳の墳丘には『一本の木』が植えられているため、古墳を見つける際の目印になるでしょう。

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東鉄砲塚古墳はどんな場所にある？

東鉄砲塚古墳が残されている場所や周囲にある公園や河川について、詳しく解説します。

三方を住宅街に囲まれている

東鉄砲塚古墳がある場所は、『東鉄炮塚』という小字名がつけられている閑静な住宅街です。マンションや一軒家が多く、その一角にある『空き地』に歴史的な遺構が残されています。

空き地は三方を住宅に囲まれており、空き地の入り口である北側からのみ東鉄砲塚古墳の姿を見ることができるでしょう。

近くには幕張台公園や浜田川もあり

東鉄砲塚古墳の近くには、『幕張台公園』や『浜田川』などがあります。幕張台公園は木々に囲まれており、園内を一周できる散策路や複合遊具、広場、トイレなどが整備されている公園です。

浜田川が流れるすぐ横には、野球観戦やイベントで利用されるZOZOマリンスタジアムや幕張メッセがあります。また、川の沿道には緑地や遊歩道が整備されており、散歩にも利用できる場所です。

住宅街にひっそりと残る遺構

東鉄砲塚古墳は幕張本郷駅から歩いて行ける場所にあり、鉄砲塚古墳群の最後の1基となった古墳です。閑静な住宅街にひっそりと残る遺構を見に、東鉄砲塚古墳を訪れるのもよいでしょう。

ただし、経路や所在地を示す看板などは設置されていないため、道を間違えないように注意しましょう。東鉄砲塚古墳を訪れる際は、上記で紹介した行き方を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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