天王台駅 柴崎台中央公園の特徴とは。柴崎遺跡や交流活動を紹介

柴崎台中央公園ってどんな場所？

柴崎台中央公園は、JR常磐線『天王台駅』から徒歩5分ほどの場所にあります。住宅街の中にあり、付近の住民が憩いの場として利用する小規模な公園です。

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天王台駅近くの緑豊かな公園

柴崎台中央公園には正面入り口のほか、四隅それぞれに入口があります。休憩所は、正面入り口と公園南側の計2カ所です。休憩所はどちらも東屋とベンチが設置されています。

『みんなのトイレ』があるのは正面入り口付近です。バリアフリー設計のため、車いすの人が利用できるスペースが確保されています。なお、正面入り口以外は車止めの間隔が狭く、車いすでは通れません。

園内には子どもが遊べる遊具やロッキング遊具、健康遊具なども置かれています。4本の桜の木があり、3月頃になると春の訪れを感じられるでしょう。

縄文時代の暮らしがわかる柴崎遺跡

柴崎台中央公園には、発掘調査が行われたことを記す『柴崎遺跡』の解説板が設置されています。

縄文時代の竪穴住居が出土

柴崎台中央公園では、1973～75年に行われた柴崎台土地区画整理に伴ってさまざまな遺物が発見されました。発掘調査により、約6000年前の縄文時代前期に建てられたものと思われる、29棟の竪穴（たてあな）住居が確認されています。

また、建物内部には食べかすとして捨てられたと考えられる多くの貝殻も発見されました。これは、過去に地球温暖化の影響により、海水が利根川水系をさかのぼったことの証明でもあります。

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深鉢などの出土品も多数

発掘調査では、小規模な貝塚のほか、縄文土器も出土しました。縄文時代後期に現れた『深鉢（ふかばち）』と呼ばれる、幾何学模様が施された深さのある入れ物が代表的です。

底に火であぶったような痕跡があることから、深鉢は食糧を貯蔵・調理する際に用いられたと考えられています。柴崎遺跡で発掘された深鉢は『茅山式』で、器表面の模様は貝殻により描かれたものです。

地域の交流の場としても活用

柴崎台中央公園はイベント会場としても利用されています。主に開催されているのは、子育て世代の交流イベント『るんるんパーク』と、クリスマスシーズンの『イルミネーション点灯式』です。

出前保育 るんるんパーク

我孫子市では子育て支援の一環として、支援施設のスタッフによる『出前保育』が開催されています。スタッフの指導のもと、絵本の読み聞かせ・工作・親子遊び・体操などさまざまな活動が行われます。

柴崎台中央公園も出前保育『るんるんパーク』の開催場所の一つです。

子育て世代の家庭が交流を深める場として、多くの親子連れに利用されています。定員は設けておらず、予約は必要ありません。開催時間は10時半～11時15分で、開催日時は不定期です。

クリスマスにはイルミネーションが点灯

公園の中央には1本の木が高く伸びており、クリスマスシーズンになると、色取りどりの電飾が施され訪れた人々の目を楽しませています。

付近の住民にとって、このクリスマスツリーは離れた場所からも確認できるランドマークのような存在です。点灯式に子どもたちによる吹奏楽演奏が行われる年もあります。

住宅街の癒しの緑地 柴崎台中央公園

柴崎台中央公園は、緑豊かな住民の憩いの場です。公園のある地区からは区画整理の際に縄文時代の遺跡が発掘されており、公園の正面入り口に解説板が設置されています。

我孫子市の子育て支援センタースタッフによる出前保育や、イルミネーションの点灯式など、イベントが開催されることもあります。

• 店舗名：柴崎台中央公園
• 住所：千葉県我孫子市柴崎台2-14
• 公式HP

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