家の中でも広めに作られた部屋は、居住空間のメインとして大きな役割を持っています。広々としたスペースは解放感があって良いものです。しかし、間仕切りがないために空間を持て余してしまうなど、使い勝手が悪い場合もあります。そんなとき、部屋を使いやすくするために便利なものが可動式間仕切りです。ここでは、可動式間仕切りの上手な活用方法について解説します。
目次
家の中のスペースを、子供部屋や寝室などの用途に応じて区切るものを間仕切りと呼びます。通常の間仕切りは壁面など、あらかじめ固定されているものです。それに対して、作り付けではなく時と場合によって自由に動かしたり、あるいは取り外すことができるようになっているものが可動式間仕切りです。可動式間仕切りを使うことで、広いスペースを必要なときだけ複数に分けることができます。また、可動式間仕切りは目隠しとして利用することも可能です。
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この段落では、可動式間仕切りを導入するメリットについて解説します。
可動式間仕切りを使うことで、家の中の空間を自分で再構築することが容易になります。家族の人数の変化に対応したり、子供の成長に合わせた間取りにすることも可能です。家族の構成や状況、あるいはそれぞれの意見によってスペースの配分を見直すなど、居住空間をより柔軟に使うことができるようになることも利点といえるでしょう。
また、可動式間仕切りの導入によって、広すぎる空間を使いたい形に分けて使うことができるようになります。寝室や書斎など、それぞれの部屋に新たな役割を持たせることも可能になるのです。大がかりなリフォームを行わなくとも間取りを自分好みに変化させられるので、スペースを持て余したり、逆にスペースが足りないといった問題を解決できるかもしれません。
可動式間仕切りを使用することで、必要に応じて部屋を区切り、プライバシーを確保することができるようになります。普段は使いやすいように衣類や家具などの収納スペースをオープンにしておき、来客時には可動式間仕切りで目隠しできるようにすることで、部屋をより多目的に活用することができます。部屋の一角にプライベートスペースを作って、勉強や趣味など家族が好きなことに没頭できる空間にしてみるのも良いでしょう。
可動式間仕切りには、他にも多くの活用法があります。例えば浴室に脱衣所がない家の場合、浴室の前にレールを設置して可動式間仕切りを使うことで脱衣スペースを作ることができます。着替えが必要なときだけ部屋を区切るので、浴室周辺の環境を大きく変更せずに済むことが利点です。
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この段落では可動式間仕切りの種類と特徴について解説します。可動式間仕切りには3種類のタイプがあります。
ハイパーテーションは天井と床に固定されているタイプの可動式間仕切りです。固定されているため、壁と同じような役割をしますが簡単な工事によって組み替えることができます。通常の壁は住宅の基礎設計に関係しているため、組み換えや移動は容易ではありません。それに対して、ハイパーテーションは壁よりも柔軟に扱えることが特徴です。そのため、家族構成の変化に応じて間取りを変える場合に有効です。
ハイパーテーション用のパネルの種類は豊富で、通常の壁に近いものや半透明のものなど、好みに応じて選ぶことができます。天井と床に固定するタイプ以外にも、上下にレールを設けることで移動や組み換えができるようにしたタイプのパネルもあります。ハイパーテーションの特徴は、組み換えが比較的簡単で、よりしっかりとスペースを分割できる点です。区切ったスペースを部屋として活用したい場合に使うと良いでしょう。
ローパーテーションは一部に隙間を設けたパーテーションです。天井側に隙間があるものが一般的です。固定はされておらず、床の上に置くタイプと移動が容易なキャスター付きのタイプがあります。オフィスなどの広い空間を間仕切りする際に用いられることも多いです。隙間から音が漏れてしまうので、主に目隠しを目的として使用されます。ハイパーテーションと同様にパネルの種類は豊富で、収納を兼ねたタイプもあります。
ローパーテーションの特徴は隙間を設けてあることで音や空気が伝わりやすいという点です。部屋の空調設備を共有できるので、スペースを区切ったとしても扇風機などを持ち込まずに済みます。一時的に目隠ししたいときや短時間だけ部屋を区切りたい場合には、キャスター付きのローパーテーションならば移動させやすく、現状復帰も容易です。逆に、あまり移動させずに使いたいときには床の上に置くタイプが良いかもしれません。
移動式間仕切り扉の特徴は目隠しのできる壁として使えるだけでなく、扉としての役割も持っているという点です。安全のため、勝手に開かないようにロックすることも可能です。扉には引き戸タイプと折り戸タイプの2種類があります。固定の方法としては、床にレールを敷くタイプと上から吊り下げるタイプがあり、設置するために工事が必要です。引き戸タイプでは戸を重ねて収納するスペースを確保しなければいけません。同様に、折り戸タイプも折りたたんだ扉を収納するスペースが必要となります。
移動式間仕切り扉を設置することで、子供部屋の一角に収納用のクローゼットを設けたり、広いリビングを区切って応接間にすることが可能です。また、扉を開放することで以前とほとんど同じ広さの部屋として使えるという利点もあります。部屋を区切る目的がはっきりとしていて、一時的なものではない場合は、開閉のしやすい移動式間仕切りの方が使いやすいかもしれません。
どのような間仕切りを選ぶべきかは、稼働させる頻度によって変わってきます。一度設置したらしばらく移動させなくて済むのか、頻繁に設置個所を変える必要があるかについて、しっかりと見極めることが重要です。今どのように部屋を区切りたいかだけではなく、今後の生活環境の変化なども見据えて、適切な種類の可動式間仕切りを選びましょう。
この記事を書いたライター
アエラスグループ コラム編集部です。
『はじめての一人暮らしで、なにからはじめればいいのかわからない…。』
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