寒がり屋の人は暖房器具は手放せません。特に、一人暮らしをしていると、暖房をつけていると暖房費が気になるものです。暖房費を節約するには、なるべくカーテンを厚地にすることなど、寒さ対策が必要でしょう。しかし、そもそも寒さが厳しい物件の場合は、寒さ対策をしても全く改善しないことも。暖房費を節約するには、物件選びも大切です。この記事では、暖房費の節約につながる物件選びのポイントを紹介します。
少しでも寒くない部屋に住むには、物件選びが非常に大切です。ここからは、暖房費の節約につながる物件の特徴を解説していくので、物件を選ぶときは確認してみましょう。
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寒くない物件を選ぶなら、アパートよりもマンションを選びましょう。マンションの多くは、重量鉄骨造、鉄骨コンクリート造、あるいは鉄筋鉄骨コンクリート造のいずれかの建築方法で建てられています。しかしながら、アパート多くは、軽量鉄骨造や木造の物件が多く、マンションと比較すると気密性や断熱性が劣ってしまうのです。アパートの建築で使われている軽量鉄骨や木は、どちらも鉄骨や鉄筋などと比べると軽い建築材料となります。建築材料が重くしっかりとしている方が、気密性や断熱性の高い物件だといえるのです。
マンションの重量鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄筋鉄骨コンクリート造のなかで、どの建築方法が気密性や断熱性に優れているとは一概に言えません。そのため、より寒さをしのげる物件を選ぶなら、壁の厚さや二重サッシの有無を確認しましょう。鉄筋コンクリート造や鉄筋鉄骨コンクリート造は、一般的に20ミリメートルの断熱材が使われていることが多くあります。これよりも、厚い断熱材を使われている物件は、高気密で断熱性の高い物件といえるのです。また、幹線道路沿いに建っている物件や寒い地域の物件には、二重サッシが設けられていることがあります。二重サッシも断熱性や防音性を高めてくれるので、寒い地域の物件を選ぶときには着目したいポイントです。
物件を選ぶときは、その物件が南向きであることも重要なポイントです。掃き出し窓が南向きであれば、そこから日中の間に太陽の熱を取り込むことができます。掃き出し窓が南向きにあるかそうではないかで、部屋の明るさや室内温度は変わってくるのです。しかし、南向き物件は日当たりの良さから人気が高く、空き部屋が見つからない可能性もあります。そんなときは、普段の生活スタイルに合わせて、掃き出し窓が東か西にある物件から選ぶと良いでしょう。掃き出し窓が東にあるときは、明け方から午前中にかけて、室内に日光が射し込みます。朝から行動をする人にとっては、掃き出し窓が東にある物件でも生活しやすいのではないでしょうか。
一方で、掃き出し窓が西にあると、午後から夕方にかけて室内に西日が射し込みます。そのため、午後から当たる太陽の熱で、室内の温度を上げることができるのです。しかし、太陽が沈みこむ際の日光が一番まぶしいため、午後から夕方にかけて在宅している人にとっては、まぶしいと感じることがあるかもしれません。このように、寒がり屋の人は、部屋を空けている時間帯によって物件を選ぶのも良いでしょう。どの方角にある部屋を選ぶときも、冬は太陽が傾くことを考慮し、前方に建物がない物件を探してみてください。
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物件を選ぶときは、断熱性の高さや日光が当たるかを基準にして選ぶのが大切ですが、選ぶ部屋の位置も大切です。なるべく暖かい部屋を選ぶことで、暖房費の節約につながります。ここからは、暖かい物件を選ぶなら、どの位置にある部屋を選ぶべきかを詳しく解説していきます。
マンションでもアパートでも、寒くない物件を選ぶなら中部屋がおすすめです。なぜ、中部屋がおすすめかというと、外気温の影響を一番受けにくい部屋だからです。寒いときや暑いときに、一番外気温にさらされるのは、外側に面している部屋となります。一方で、中部屋の場合は、外気温にさらされるのが、掃き出し窓と玄関のみです。そのため、夏は暑くなりにくく、冬は寒くなりにくいというメリットがあります。防音性を気にして角部屋に住む人も多いですが、角部屋は外気温の影響を受けやすいもの。そのため、寒がり屋の人は、防音性が高いマンションの中部屋を選ぶと良いでしょう。
マンションやアパートの1階に住んだことのある方は、既にお気づきかもしれませんが、1階の部屋は室内温度が低下しがちです。夏は快適に過ごせますが、冬は底冷えするため、寒がり屋の人に1階の部屋は向いていません。そのため、保温性の高い物件を探しているなら、2階以上の部屋を探すのがおすすめです。2階以上の部屋であれば、地面が冷えたときの影響も少なくて済みます。上階にあるほど暖かい部屋が多いので、2階以上の部屋に住めば、暖房費の節約にもつながります。また、1階の部屋は、他の階と比べて防犯面でも劣ります。一人暮らしであれば、防犯の観点からも2階以上の部屋に住んだ方が安心でしょう。
ただし、寒い部屋を避けようとして、最上階の部屋を選ぶと夏場に暑すぎる可能性があります。最上階の部屋は、もっとも日光が当たる部屋です。そのため、長時間天井が温められ、部屋全体が暑くなることも少なくありません。最上階の部屋だと冬の寒い期間は暖かくて暖房を使うことも少ないですが、逆に夏場は冷房代がかさんでしまいます。全国的に夏の気温が高く、冬の気温が寒い地域は、最上階以外で2階以上の物件を選んだ方が良いといえます。このように、物件の階数によって室内温度が違うため、寒さに弱い人は部屋がある階数にも着目したいところです。
寒さに弱い人にとって、寒くなるとどうしてもかさむ暖房費は頭を抱えるものです。厚地のカーテンにしたり、カーペットをひいたりと、寒さ対策をしても、効果があまり感じられないこともあります。そんなときは、なるべく断熱性や気密性の高い物件を選んでみましょう。気密性や断熱性が高いのは、アパートよりもマンションです。なかでも、外気温の影響を受けにくい2階以上の中部屋が、寒くなりにくい物件なのでおすすめです。
この記事を書いたライター
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