10畳というと、気になっていたテーブルや、大きいTV用ローテーブルなど、あれもこれもと好きな家具を置けそうなイメージがあります。しかし、実際にモノを置いてみると思ったよりも狭く感じてしまい、結局空間をうまく使いこなせないということも少なくありません。この記事では、10畳のリビングをゆったり使うアイディアを紹介していきます。
10畳のリビングは、一人暮らしの場合、十分なほど生活スペースがあると感じる人も多いでしょう。ただし、特に家族が増えたり、子どもが成長したりするにつれて、少しずつ荷物は増えていくものです。気付けば解放感が失われてしまうことは大いにあります。10畳のリビングで生活していくうえで、注意したい点はいくつかあります。まず、家具を置いた場合、生活動線が十分に確保されているかどうかという点です。テレビとソファが近すぎてしまったり、テーブルとイスの大きさがリビングの半分ほどを占めてしまったりすると、生活動線の幅はかなり縮められてしまいます。立ったり座ったりすることまで考慮しながら、家電やくつろげるスペースを配置しましょう。
また、色の関係性を理解しておくことも重要です。たとえば、光を反射しやすい白を家具のベースカラーにすることで、実際の部屋よりも広く感じることができます。ほかにも、たとえば細長いタイプのリビングには、正方形に近いものよりも長方形に近いテーブルやソファの方が、視覚的に広い空間を作りやすいです。実質的な使い勝手に加えて、視覚的な広さも頭に入れて家具を配置することで、よりゆったりとした広い解放感を得られるでしょう。
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10畳のリビングをゆったり使うためのアイディアは多くあります。ここからは開放的に10畳のリビングを使用するテクニックを紹介していきます。
ダイニングテーブルは一般的には、1人用の最小サイズで奥行き400mm×幅600mmといわれています。これをもとにすると、2人用で奥行き800mm×幅600mm、4人用で奥行き800mm×幅1200mmが、ダイニングテーブルの一般的な各最小サイズとなります。当然ながら、もっとも小さいサイズの家具を選ぶことで、よりゆったりとした生活動線を確保することが可能です。ソファなども、必ずしも人数分用意する必要は全くありません。1.5人用などのサイズも存在しているので、できる限りそういったものを選ぶと、より有効的に空間を使うことができます。
また、壁につけて配置するなども有効的な手段です。特にL字タイプのソファは部屋の角に配置することで、デットスペースを生み出す心配がなくなります。ソファが2つ以上に分かれているタイプも、できるだけバラバラに配置せず、くっつけて壁に配置することで、より広く感じさせることが可能です。人は、床の面積が見えているほど、部屋が広いと感じます。床と同系色のソファを選びつつ、床をより広くみせる工夫をすると、部屋に解放感が生まれるでしょう。
高さのある家具は、どうしても圧迫感が出てしまい部屋が狭いと感じてしまいがちです。特に人の身長より高いものだと、なおさら圧迫感が出てしまいます。身長の高い家具は、万が一倒れてきた場合の危険性も高くなります。本棚などはもちろん、ソファなども背が低く、奥行もあまり深くないものがおすすめです。また高さもできるだけそろえると、より部屋の広さを演出することができます。天井までの空間を広くとることが、広く見せるコツです。
とはいえ、収納面を考えると、高さのある家具を置かざるを得ない場合もあるでしょう。その場合はできるだけ壁に近い色のものか、背板がないものを選ぶと、部屋を広く見せることができます。前述の通り、光を反射する白色のものを選んでも問題ありません。もしくは、部屋の角に配置したり、遠近感が出るように部屋の入り口付近に配置したりするようにしましょう。入口付近は死角になりやすいため圧迫感が目立ちにくいほか、部屋の奥へ行くにつれて視線が抜けることで、遠近感が生まれ部屋をより広く見せることができます。背の高い家具を選ぶ際は、背の低い家具との組み合わせも大切です。はげしい高低差が生まれないように配置することで部屋のバランスが保たれ、必要以上に部屋を狭くしないで済むでしょう。
ソファは利便性もさることながら、デザイン性が高いものも豊富にあり、リビングの主役といっても過言ではありません。しかし、リビングに適したサイズやデザインを慎重に選ばないと、かえって息苦しさを感じてしまうこともあります。ソファは、あるだけでかなりのスペースを必要とします。大きいものであればあるほど、特に1人では移動させるのもひと苦労です。より開放的なリビングを求めるのであれば、思い切ってソファを置かないという選択肢も、場合によっては「あり」です。
ソファがなくなることで、くつろぎのスペースがなくなってしまう場合は、クッションでくつろぐという方法も考えられます。クッションも今や豊富にサイズやデザインがそろっており、ときにはソファをもしのぐくつろぎを与えてくれるでしょう。素材も豊富にあり、綿はもちろん、羽毛やビーズタイプなど、リビングの雰囲気によって合わせることが可能です。
ほかにも、カーペットなどの敷物を敷いて、ソファ代わりにくつろぎを演出することもできます。カーペットは保温性もあり、床と同系色や白色のものを選べば、部屋を広く見せる効果もあります。クッションと同様、種類も豊富にあるので、利便性を保ちつつ自分の好みの肌触りのものや、部屋の雰囲気に合わせたものを用意できるのも利点といえるでしょう。
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意外と10畳というスペースに置ける家具は、それほど多くないのが事実です。好きなものを好きなように置いていってしまうと、気付けば居心地の良さとはかけ離れたスペースができてしまう恐れもあります。家具のサイズをコンパクトにしたり、いっそ置かないなどの工夫をしたりして、広くゆったりとした快適なリビングを作っていきましょう。
この記事を書いたライター
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