採れたての野菜を食べてみたくても、いきなり本格的な家庭菜園にチャレンジするのはハードルが高いかもしれません。まずは、リボーンベジタブルから始めてみましょう。ちょっとした葉物野菜なら、キッチン周りのわずかなスペースで栽培可能です。この記事では、調理の際に捨ててしまう野菜の根元やヘタを利用して野菜を育てるリボーンベジタブルについて解説します。
リボーンベジタブルとは、野菜の根元やヘタの部分などを水に浸け、食べられる部分を再生することです。再生野菜とも呼ばれています。野菜を自分で育ててみたいと思っても、ベランダや庭がなくて諦めているという人もいるでしょう。リボーンベジタブルは容器さえあればでき、広いスペースを必要としませんので、キッチン周りやリビングで育てることも可能です。基本的に水替えの世話だけて育ち、用土や肥料なども要りません。手軽に育てられ、初心者でも失敗しにくいことは、リボーンベジタブルの大きな魅力です。
挑戦するなら、豆苗やネギ、小松菜などが向いています。特に、豆苗はリボーンベジタブルの代表といえる野菜です。そのほか、大根やニンジンなども育てやすいでしょう。なお、リボーンベジタブルの楽しみは、収穫して食べることだけではありません。瑞々しい野菜が育つ様子は華やかで愛らしさもあり、お部屋に彩りを与える観葉植物の代わりにもなります。SNSでも人気があり、おしゃれなリボーンベジタブルの写真を投稿している人もいます。
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リボーンベジタブルの方法を見ていきましょう。まずは野菜を用意します。もちろん、わざわざ購入する必要はありません。料理をした際に出た野菜の根元やヘタの部分を再利用します。リボーンベジタブルは野菜本体の栄養を使って育ちますので、料理の際に根元やヘタのぎりぎりでカットせず、少し多めに残しておくと良いでしょう。使用する容器は、タッパーや使っていないお皿、コップなど、水が漏れなければどのような物でも構いません。豆苗は栽培することを前提とした容器に入って売られていることが多いため、そのまま使用しても良いでしょう。ガラスの器などおしゃれな容器を使用すれば、育ったときにグリーンインテリアとして楽しめます。
よく洗って清潔にした容器に野菜を置いて、少量の水を注いだら完了です。水の量は、野菜の根元が少し浸る程度で構いません。水が多すぎると、野菜が呼吸できずにうまく成長できなかったり、根腐れを起こしたりする可能性がありますので、注意しましょう。あとは、日の当たる場所に置いて収穫するまで毎日水を交換します。野菜や環境によりますが、10日程度で収穫可能です。
リボーンベジタブルには、さまざまなメリットがあります。大きなメリットとして、野菜が収穫できることや観葉植物の代わりになること、育つ様子が楽しめることなどが挙げられるでしょう。ここでは、それ以外のメリットについて見ていきます。
まず、ゴミを減らせることが挙げられます。ふだん料理をしたとき、多くの人が野菜の根元やヘタを生ゴミとして処理しているのではないでしょうか。しかし、リボーンベジタブルでは、この不要な部分を再利用します。そのため、生ゴミとして捨てる量が減らせます。また、見た目にこだわりがなければ、野菜を育てる容器として牛乳パックやプリンなどが入っていたプラスチックカップ、食品トレイなどを使うことも可能です。捨ててしまう物を再活用しますので、こちらもゴミを減らすことにつながります。1回は微々たる量であっても、回数を重ねていけば大きな削減となるでしょう。
野菜くずを再利用することから、食費の節約につながることも大きなメリットです。収穫1回あたりの節約金額はそれほど大きなものではないかもしれません。しかし、積み重ねることで大きな金額となるでしょう。基本的に肥料代などはかからず、水だけで育つことから、栽培コストもほとんど発生しません。必要なときに必要なだけ収穫できるのも大きなメリットでしょう。料理を盛りつけるときに少し緑を添えると、見た目が華やかになるものです。また、薬味を添えると、味に深みがでます。リボーンベジタブルは、このような少しだけいろどりや薬味がほしいというときに最適です。キッチン周りのスペースで育てれば、ほしいその場で収穫してすぐに使えます。
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手軽にできるのが魅力のリボーンベジタブルですが、いくつか注意したい点があります。そのひとつが、水や容器を清潔に保つということです。栽培に使用する容器はどのようなものでも構いませんが、よく洗って乾かしておく必要があります。牛乳パックやペットボトル、食品が入っていたトレイなどを使うときは、特に注意が必要です。
容器内の水は、必ず1日に1回交換しましょう。水を替えずにいると、すぐに雑菌が繁殖して水も野菜も腐る可能性があります。水を交換するときは、減った水を足すのではなく、容器内の水をすべて捨ててさっと洗ってから新しい清潔な水を注ぐようにしましょう。また、気温が高くなる夏場は雑菌の繁殖も活発になりますので、1日に2回の交換が必要です。水が多すぎても腐りやすくなりますので、入れすぎにも注意しましょう。野菜が少し浸かる程度が望ましいです。
毎日水を交換していても、野菜や容器にぬめりが発生することがあります。ぬめりがあれば、それは雑菌が繁殖しはじめている証拠です。そのままにしておくとすぐに腐ってしまうでしょう。そのため、水の交換の際には野菜の根元や切り口と容器をよく洗い、ぬめりのない状態にして戻すことも大切なポイントです。それでも臭いがしたりカビが発生したりしたら、諦めて捨てましょう。
置く場所は、日の当たる明るい場所が向いています。日当たりが悪い場所でも育ちますが、日当たりが良いほど大きく育ちやすく、早い収穫が望めるでしょう。ただし、直射日光の当たる場所は良くありません。夏場などは熱くなりすぎて、野菜を弱らせてしまいます。
リボーンベジタブルは、小さな空きスペースがあればでき、水だけで育てられる手軽さが魅力です。食べる目的だけでなく、成長していく様子を観察するなど、見る楽しみや育てる楽しみも味わえます。また、料理のいろどりがほしいなど、必要なときに必要なだけ使えて便利です。捨ててしまっていた野菜の切れ端を再利用して、リボーンベジタブルに挑戦してみましょう。
この記事を書いたライター
アエラスグループ コラム編集部です。
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