進学や就職を機に、憧れの一人暮らしを始めるという人は多いのではないでしょうか。一人暮らしは自分の自由が増える半面、実家暮らしと比べると負担が増える部分もあります。いざ一人暮らしを始めてから大変な思いをしないようにするためには、一人暮らしの実態についてあらかじめ把握しておくことが大切です。この記事では、一人暮らしを検討している人に向けて、一人暮らしのメリットやデメリット、必要となる費用について解説します。
目次
一人暮らしにはメリットとデメリットがあり、向いている人とそうでない人がいます。一人暮らししたい場合は、理想だけで考えるのではなく、メリットとデメリットを押さえておくことが大切です。
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まずは、メリットについて詳しくみていきましょう。一人暮らしをしている人が感じることが多いメリットは主に次の3つです。
実家で暮らしている場合には、親が料理や洗濯などの家事をしてくれているという人が多いのではないでしょうか。一人暮らしの場合はそれらの家事を自分で行う必要が出てくるため、自然と家事能力が身に付きます。
たとえば、日々の洗濯や掃除を行うことで家電の扱い方を覚えたり、自炊を始めることで料理の腕が上がったりします。家事は生活をするうえでは欠かせない能力です。かつてと比べると共働きの家庭も増えており、家事ができることは結婚してからも役立ちます。
一人暮らしでは、お金の管理についても自分で行う場面が増えます。たとえば、家賃の振り込みや光熱費の支払い、食費の管理などです。毎月の収入に対する支出をチェックしていくことで家計の流れがつかめてきます。お金に対する感度が高まり、無駄な出費を抑えようとすることで経済観念が身に付きます。
一人暮らしでは何よりも自由な時間が増えます。また、時間の使い方も自分で好きなように決められます。家族と住んでいる場合であれば、食事や入浴の時間などを互いの都合に合わせることも必要です。しかし、一人暮らしでは夜に外出したり友人を自宅に呼んだりするのに家族の了解を得る必要もなく、自由に行動できます。
ここからは、一人暮らしをするうえでデメリットに挙げられることが多い3点について紹介します。一人暮らししたい人は念頭に置いておくようにしましょう。
一人暮らしを始める、そしてその生活を維持するためにはそれなりの費用がかかります。実家にそのままいれば家賃や引っ越し費用がかかりませんが、一人暮らしをする際には、初期費用として引っ越し費用や敷金・礼金、家電や家具の購入などにもお金がかかります。また、毎月の家賃に加えて、食費や光熱費なども別途工面していかねばなりません。
一人暮らししたいのであれば、家事もこなしていかなければなりません。日々の食事の支度や掃除、洗濯、買い物などには案外時間がかかります。とくに慣れていないうちは効率的にできない場合が多いでしょう。
一人暮らしの場合は、自分できちんとスケジュールを立てて、毎日の仕事や勉強以外の時間にきちんと家事をする時間を確保する必要があります。特に、体調を崩しているときや疲れているときなどに家事をするのは大変です。
一人暮らしは、自由な反面、孤独を感じる瞬間もあります。特に、灯りがついていない暗い部屋へ帰るときや、クリスマスや長期休暇中など家族連れの姿が目立つときには孤独な気持ちが強まりやすいといえます。また、仕事で忙しい時などに家に遅く帰っても一人であり、楽しい話題があっても報告する相手がいません。
一人暮らししたいのであれば、具体的な費用イメージを把握しておくことが大切です。ここからは、一人暮らしにかかる費用について具体的に紹介していきます。
案外想定より高くなってしまう場合があるのが初期費用です。部屋を借りる場合には、敷金や礼金、不動産会社への仲介手数料などがかかりますので、家賃の5~6カ月分を用意しておく必要があります。分割にできる場合もありますが、後で生活が苦しくならないように、一人暮らしを始めるためには、最初にある程度貯金をしておきましょう。
生活を維持するうえでは、家電や家具のほか、毎月の生活費も必要です。具体的にどんなものが必要でどれくらいかかるかについて説明します。
一般的に、一人暮らしに最低必要とされる家電は、冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機などですが、これだけをそろえるだけでも10万円ほどはかかる見込みです。このほか、テレビや炊飯器、電気ケトルなどもあると便利です。
必要になる家具は、ベッドやテーブル、カーテンなどです。これらをそろえるためにかかる費用は3万円程度が目安になります。これらに加えて、ソファやカーペットなどもあるとより快適に過ごせます。
一人暮らしに必要な生活費の内訳は家賃、食費、光熱費などが主です。学生の場合であれば12万円程度、社会人では18万円程度が目安になります。社会人になると学割も使えなくなるうえ、学生時代にはない職場関係の歓送迎会の機会も増えるなど、全体的に支出が増える傾向にあります。
一人暮らしの場合は、自分の工夫次第で余分な出費を抑えられます。ここからは、一人暮らしの費用を押さえるコツについて紹介していきます。
まず、敷金や礼金がかからない物件を選ぶと、初期費用をかなり圧縮できます。経年劣化や通常の使用による損耗以外に、借主の責任によって床に傷をつけたり、壁を汚してしまったりした場合には退去時に原状回復費を払う必要がありますが、礼金は不要です。
入居直後に、すでにある汚れや傷がないかチェックして、見つけた場合は証拠写真を撮っておくと、退去の際に不要な費用を取られなくて済みます。また、家具や家電についても新品にこだわらないのであれば、実家で余っているものを持っていく、友人が不要になったものを譲り受けるのもひとつの手です。
生活費の中でも節約しやすいのが食費です。外食ではなく自炊にして、さらに簡単に作れて栄養バランスの良い食事にすると経済的かつ健康的です。水道光熱費も日々の小さな工夫が節約につながります。たとえば、無駄な電気や水を使わない、お風呂もできるだけ追い焚き機能を使わずに沸いたらすぐ入るなど、節約の努力を積み重ねることが大事です。
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一人暮らしをするうえでは、注意したい点もあります。学生と社会人の場合について、それぞれの注意点を紹介します。
学生の場合は、社会人と比べると時間に余裕があります。受験が終わったという解放感などから、つい友達と遊び過ぎてしまい勉強がおろそかになるというケースも少なくありません。授業にきちんと出席するためには、学校の近くの物件にしておくのも方法のひとつです。条件の良い物件はすぐになくなってしまう可能性が高いため、早めに部屋探しを始めておきましょう。
社会人の場合、もっとも大きな出費となる可能性が高いのが家賃です。そのため、社会人になったばかりでまだ給与が低いときには貯金が難しい場合もあります。しかし、将来のことを踏まえてきちんと貯金をするためには、仕事との兼ね合いを考えて無理のない範囲で自炊をするなど、上手な節約法を身に付けておくことが大切です。
一人暮らしには費用がかかるなどのデメリットもありますが、家事能力や経済観念が身に付いて自立が促進されるなど、メリットの方が多いといえます。できるだけ早いうちにこうした貴重な経験を多く積んでおくと将来助かる場面が増えます。一人暮らししたい場合は、できるだけ早めに条件の良い物件探しを始めて、快適な生活を満喫しましょう。
この記事を書いたライター
アエラスグループ コラム編集部です。
『はじめての一人暮らしで、なにからはじめればいいのかわからない…。』
『引っ越しは何度も経験しているけれど、次はもっと自分に合った物件を見つけたい!』
『無事に新生活がスタート!日々の生活に役立つ情報が知りたい。』
わたしたちは、そんなさまざまな思いを抱えるみなさまの声にお応えすべく、賃貸物件探しやお引っ越し、新居での役立つ情報などを発信していきます。
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