カップル・同棲 投稿日:2019.02.09/更新日:2021.09.10

同棲するなら気になる家賃のこと!相場やかけるべき費用はいくら?

一緒にいる時間の確保や結婚へのステップを目的として、「同棲」を考えるカップルは多くみられます。ただ、同棲を始めたいと思っても、家賃はいくらくらいかかるのか、またいくらくらいかけるべきなのか、検討がつかないという人も少なくありません。ここでは、同棲をしたいと考えている人に向けて、実際の相場やかけるべき費用について紹介します。

同棲に適した間取りや広さは?

カップルが同棲をするにあたり、大切になるのが部屋の「間取り」や「広さ」です。良好な関係を維持するためには、お互いが気持ちよく過ごせる環境が整った部屋を探すのがポイントといえます。同棲に適した間取りとしては、「2DK」「1LDK」「1DK」が一般的です。

2DKとは、ダイニング・キッチンと部屋が2つの間取りのことです。各自で独立したスペースを確保できるため、一緒に生活しながらも、プライベートな時間を楽しみやすい間取りといえます。同棲をするとはいえ、自分の空間をきちんと確保したいというカップルに人気です。

1LDKは、リビング・ダイニング・キッチンと部屋が1つという間取りを指します。2DKに比べると部屋数が少ないため、同じ時間を共有しやすいのが特徴です。2人の時間を大切にしたい、同じ空間で長く一緒に過ごしたいというカップルにもぴったりです。1DKは部屋が1つとダイニング・キッチンがある間取りを指します。寝る場所と食事をする場所をしっかりと分けられれば、プライベートな空間はあまり必要がないと考えるカップルに向いています。

なお、同棲に適した広さとしては、人によって差はあるものの、「30~50平米」が一般的です。あまりに部屋が狭すぎると、プライベートな時間を確保しにくくなったり、お互いの荷物をきちんと収納しきれなかったりするリスクがあるため要注意です。自分たちにとって居心地が良いと感じられる過ごし方や、お互いが持ち寄る荷物の量などを話し合ったうえで、必要な部屋の広さを考える必要があります。

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同棲にかける家賃はいくら?

自分たちに必要な部屋の広さがわかったら、次に考えなければいけないのが「家賃」の問題です。どんなにすてきな部屋であっても、収入と支出のバランスが悪いと、生活が圧迫されてしまう原因につながります。無理のない同棲生活を楽しむためにも、同棲にかける家賃はいくらが適切なのかを知っておくのが肝心です。同棲をするのに必要な家賃の参考情報として、相場や上限の考え方を確認していきましょう。

同棲の家賃の相場

同棲をする場合の家賃は、都内なら「10~12万円」が相場です。東京23区内を例に挙げると、1DKの場合は都心・副都心なら「10万円以上」、城北・城東地域なら「5万円~7.5万円」、城西・城南地域なら「7.5万円~10万円」が目安となります。2DKの場合は、都心・副都心および城西・城南地域なら「10万円~15万円」、城北・城東地域なら「7.5万円~10万円」が目安です。地域別に見ると、都心・副都心、城西地域・城南地域は家賃相場が高い傾向にあります。

都内以外のエリアでは、「8~10万円」が一般的です。都内に勤めているカップルの場合、通勤時間を短縮するため、都内に住みたいと考える人も多くみられます。ただ、都内は家賃相場が高い傾向にあるため、毎月の支出がかさんでしまいがちです。少しでも家賃にかかる支出を抑えたいのであれば、都内以外に住むことを検討するのも良い手といえます。

かけるべき家賃の上限は?

家探しは理想を追い求め、上ばかり見ているときりがありません。家賃の上限をしっかりと決めておくと絞り込みがしやすく、家探しがスムーズになります。基本的に、家賃は「月収の25%」を上限としておくのがポイントです。月収の25%以上の家賃を支払うと、やや家計が苦しくなってしまうおそれがあります。家賃を折半したり所得で負担割合を決めたりする場合は、2人の月収を合算して、その25%を上限にします。たとえば、2人の月収がそれぞれ20万円で折半する場合、家賃「10万円」が上限です。

折半や負担割合を決めるのではなく、どちらか一方がすべての家賃を負担する場合は、家賃を出す人の月収の25%を上限とします。具体的には、月収が20万円の場合、家賃「5万円」が上限です。お金の問題はもめごとに発展しやすいからこそ、きちんと最初に家賃の上限を決めて、トラブルの回避に努めるのが大切です。

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初期費用はいくらかかる?

家を借りるときは、家賃以外にもさまざまな初期費用がかかるため注意が必要です。一般的には、家賃の「5~6カ月分」が初期費用の目安となります。初期費用の内訳としては、「敷金・礼金」「仲介手数料」「前家賃」、それに加えて「鍵交換費用」「共益費」「火災保険料」などです。敷金は大家さんに預けるお金で、修繕費用や家賃の滞納などに充てられるのが基本です。修繕などにかかった費用以外は、部屋を退去するときに返金されるケースが多くみられます。

礼金は大家さんに感謝の意として支払うお金で、退却時の返金はありません。なお、礼金がない物件もみられます。仲介手数料は不動産業者に支払うもの、前家賃は契約金の一部として支払うものです。鍵交換費用は、以前その物件に住んでいた人の退去後に、鍵のシリンダー部分を交換するためにかかる費用のことです。なお、鍵の交換は法律で義務化されているわけではありません。そのため、鍵を交換するかどうかは多くの場合、大家さんの判断に委ねられます。

鍵を交換しないケースもみられますが、セキュリティのことを考慮すると、鍵は新しいものに交換したほうが安心です。火災保険料は火災によって損害が出た場合に、原状回復に必要な費用を補償してもらうための保険加入料を指します。対象となるのは建物や家具、商品や貴金属などです。共益費は物件の維持・管理をしてもらうために支払うお金で、「当月日割分+翌月分」など、家賃に含まれているケースもみられます。

お金のことを考えて計画的に同棲を!

同棲はお互いの協力があってこそ成立するものです。2人で住むために必要な間取りや広さはどれくらいか、また家賃にかける予算はいくらにすべきかなど、慎重に話し合いをするのが大切です。それから、家賃の負担はどれくらいの割合にするのか、家賃以外に生活費はいくらかかるのかなど、同棲にあたり考えるべきことはたくさんあります。かかるお金をきちんと計算したうえで自分たちに合うライフスタイルを考えて、計画的に同棲を始めましょう。

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