一人暮らし 投稿日:2019.02.03/更新日:2021.09.10

一人暮らしで犬を飼うなら必見!飼える条件や気を付けるべきポイントは?

犬を癒しの存在であり、大切な家族であると考える人も多くいます。そのため、一人で新生活を始める際に、一人暮らしの寂しさを和らげ癒してくれる犬を家族に迎えたいと思う人も少なくありません。また、すでにペットを飼っている場合であれば、新居に一緒に連れて行きたいと考えるケースもあります。 ただし、一人暮らしをする場合、知識や準備もなく犬を飼うことはペットだけではなく飼い主にとっても不幸な結果となる可能性があるため注意が必要です。そこで、この記事では、実際に一人暮らしで犬を飼い始める前にチェックしておくべきポイントについて紹介します。

犬を飼うのに欠かせない条件って?

犬を飼いたいとどんなに強く思っていても、犬との生活を幸せに送るためには一定の条件を満たすことが必要です。まず、ペットの入居が可能である物件に住むことは欠かすことができない必須項目となります。ペットを飼っている人からの需要によりペット入居可物件は増えているものの、ペット不可物件は多くあるため、物件選びの際には注意しなければいけません。ペット不可物件で犬を飼うことは管理会社や大家、ほかの住人とのトラブルの原因となり、即時の立ち退きを強いられる場合もあります。

また、住宅環境が整っていても犬を飼うことができる経済的余裕がなければ飼い続けることは難しいと考えましょう。命ある生き物を飼うためには餌代やトイレシーツ代、医療費などさまざまなお金がかかります。費用については目先のお金だけではなく犬の終生までを見越して考えておくことも大切です。さらに、世話をする時間的余裕があることも欠かせない条件となります。家での犬のお手入れや散歩の時間をしっかりと確保できなければ犬が健康的な生活を送れず不幸になってしまうことがあるからです。

加えて、ほかの住人とのトラブルを防ぐためにしつけをしっかりとできることも重要です。一人暮らしの場合、留守番をさせる機会が多くなるため、留守の間ずっと吠え続けるなど、基本的なしつけができていないとクレームを受ける原因となります。留守番中に部屋を荒らさないようにしておくなどのしつけをきちんとしておくことは、飼い主自身にとっても生活が楽になるためメリットです。

そのほか、一人暮らしであれば、もしものときに自分と代わって世話をしてくれる存在がいるかどうかも重要なポイントとなります。どんなにしつけをしっかりとしても、犬だけで生活を送ることはできません。いざというときに、トイレや食事、散歩などをしてくれるようなペットホテルや動物病院、世話を頼める家族・親戚・友人などを確保しておくことも必要です。

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一人暮らしに向いている犬は?

一般的に一人暮らしに向いているとされている犬が小型犬です。多くの場合、一人暮らしをするために住む部屋は、それほど大きくないことが通常です。運動量を多く必要とする傾向にある大型犬の場合、室内に十分な空間を確保することが必要となります。また、学校や仕事などで留守にする時間が多い一人暮らしだと、毎日屋外で十分に遊ばせる時間を持ちにくいことも大型犬が不向きとされる理由です。

そこで、ここでは一人暮らしでも比較的飼いやすい小型犬を紹介します。ただし、あくまでも犬種による一般的な特徴であり、人間同様、犬も個々によって性格は異なります。あくまでも参考として選ぶようにしましょう。

  • しつけがいしやすい犬種

賢い性格でしつけがしやすい犬種にトイ・プードルがいます。人懐っこく友好的であることなどからも、常に人気の高い犬種です。抜け毛が少ないため、掃除の負担が少ないのも飼いやすい理由となっています。ただし、外見の魅力のひとつでもあるカールした毛は放っておくと絡みやすいため、十分なお手入れをしてあげることは必須です。

  • 留守番のある一人暮らしでも飼いやすい犬種

小型犬のなかでも特に体が小さいヨークシャーテリアは、一定のスペースを確保できれば室内でも運動できるため、留守の多い一人暮らしでも飼いやすい犬種です。運動のためだけではなく気分転換にもなるため日々の散歩は求められますが、体が小さいので短時間で済ませることができます。

対して、ミニチュアシュナウザーは警戒心が強く、筋肉質で活発な犬種であるため、大きな物音がしない環境の用意や、運動になるような一定の散歩量が必要です。ただし、頭が良く理解力の高い犬種であるため、ストレスがかからないような室内環境やパーソナルスペースを用意さえしてあげれば、きちんと留守番できます。

  • 穏やかで集合住宅でも安心して飼いやすい犬種

初心者でも飼いやすいとされているシー・ズーも一人暮らし向きの犬種です。性格が落ち着いていて穏やかであるため無駄吠えがほとんどありません。また、運動量が少ない点も一人暮らしの住まいで飼いやすい理由です。

同じく穏やかな性格を持つ犬種にポメラニアンもいます。ポメラニアンは性格がのんびりとしているため、初めて犬を飼う場合でも世話がしやすい傾向です。ただし、寂しがり屋の一面もあるため、留守番の多い生活となる場合には、飼い始めた当初から留守番に慣れさせるようなしつけをすることが求められます。

犬と一緒に暮らすときに必要なもの

犬を迎える際には、犬の生活に必要なものを一式用意しておきます。下記を参考にして揃え忘れのないように事前にリストアップしておくと安心です。

  • 食事に必要なもの

餌を与える際にはどのような入れ物を使っても構いませんが、専用の食器と水入れを用意しておくと便利です。食器や水入れは、軽い材質のものだと、ふとした拍子にひっくり返って中身がこぼれてしまう可能性もあります。このため、新たに購入するなら重みを感じる安定感のあるものを選ぶことがポイントです。また、ドッグフードも年齢などに合ったものを用意しなければいけません。おやつは必須ではありませんが、コミュニケーションを取ったり、しつけをしたりする際に役立つため用意しておくと便利です。

  • トイレに必要なもの

室内飼いでは、いつでも排泄ができるようにペットシーツを常備しておくことが通常です。ペットシーツだけを置いておくとちょっとした風などで移動してしまうこともあるため、固定しておくためのトイレトレーも用意し設置しておくと安心です。

  • お手入れに必要なもの

犬の健康を維持するために欠かせないのが歯や毛のお手入れです。日々きちんとお手入れができるように、犬用歯ブラシや毛をとかすブラシを揃えておきましょう。また、毎日必要とされるお手入れではありませんが、定期的に体を洗うことも大切であるため、犬用シャンプーも常備しておきたいアイテムです。

  • そのほかで必要なもの

犬にとってテリトリーとなるケージやサークルがあると留守番中なども安心して室内で過ごせるようになります。また、散歩の際に欠かせないのが首輪とリードです。万が一のために迷子札も付けておくと安心です。さらに、外で排泄をする犬であれば、排泄物を持ち帰る道具なども必要となります。お散歩バッグを用意し、必要なアイテムを一式持ち歩けるようにしておきましょう。

加えて、犬のストレス解消や飼い主とのコミュニケーションを深める道具にもなる犬のおもちゃや、室内を汚してしまった際に使用できる掃除用品なども揃えておくと万全です。

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一人暮らしで犬を飼うときに気を付けるべきこと

一人暮らしで犬を飼うときには、さまざまなことに気を付けなければいけません。そこで、具体的に気を付けておきたいポイントを紹介します。

温度管理や餌の管理をしっかりする

犬の体調管理に欠かせないのが温度調整です。一緒に過ごしているときだけではなく、留守番中もきちんと犬に合った室温を保っておくことが重要となります。寒さへの耐久性のないシングルコートの犬種であれば、夏季は22~25度、冬季は20~25度が適温です。一方、ダブルコートの犬種であれば夏季は23~26度、冬季は19~23度に保つようにします。

また、餌も気を付けておくべき重要な管理です。成犬なら一日に2回餌を与えることが一般的となっています。長時間自宅をあけなければいけない場合にはタイマーセットやスマートフォンからの遠隔操作ができる自動給餌器などを利用すると便利です。また、犬の水分摂取においても不自由がないように留意しなければいけません。留守番中の飲み水は切らさないように用意しておくことは必須です。

留守番できるようにする

一人暮らしでは、飼い主が学校や仕事へ出かけると、犬は自宅で長時間を1匹だけで過ごさなければいけなくなります。このため、留守番に慣れるように日頃からしつけておくことが必要です。具体的には、留守番中の心配となりやすいトイレトレーニングや無駄吠えをしない訓練をしておくなどの対策があります。特に、無駄吠えについては、普段はしなくても、飼い主がいないと不安から吠えしてしまう犬もいるものです。日常生活のなかでちょっとした生活音なら反応しないようにしつけておくと安心です。

さらに、留守番中はケージの中に入れておいても大丈夫な習慣を身に付けておいたり、ケージにおとなしく入るしつけをしておいたりしておくと、留守番中だけではなく災害などの避難時の対策にもなります。

臭い対策を徹底する

ほかの住人などとのペットトラブルに多いのが、騒音と臭いです。無駄吠えなどの音については飼い主自身も比較的気付きやすい内容ですが、臭いは慣れてしまうと気にならなくなってしまうケースがあります。飼い主が気付かないままに近隣住民が迷惑に感じていることも少なくないため、特に意識的に気を付けてケアすることが大切です。

まず、強い臭いを発しやすい犬の糞尿などを正しく処理することは基本のマナーとなります。また、定期的にシャンプーをしたり拭き取りシートを使って手入れをしたりといった方法も近隣に臭いを広げないための有効的な対策です。

犬や近隣住民の気持ちを考えることが大切!

一人暮らしで犬を飼いたいのであれば、飼いたいという気持ちのまますぐに行動を起こさず、まずは、犬を飼うのに適した条件であるかを考えることが必要です。自分には犬を飼える能力があるのかどうか、近隣とのトラブルに発展するような飼い方とならないかなどを再度確認してみましょう。事前にきちんと準備をし、マナーを守った飼い方をすることで、人も犬も幸せな生活を送ることができるようになります。

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