お部屋探し 投稿日:2018.12.18/更新日:2021.09.10

平屋の外観を左右するのは何?比較するポイントを学ぼう

平屋に住もうと思ったときに、家を選ぶ際の重要なポイントの一つが外観です。平屋のデザインは和風や洋風などいろいろなものがありますが、いくつかの要素によって雰囲気が大きく違って見えます。スタイリッシュでスマートな家や古民家風の趣のある家、シンプルな家など、希望に合った外観の家を探しましょう。この記事では、平屋の外観はどのような要素によって違って見えるのか、住みたくなる平屋を探す際にチェックしたいポイントについて詳しく解説します。

ポイント1・屋根

平屋の外観を左右するポイントとして、まず挙げたいのが屋根の形状です。平屋は屋根の位置が低く目立ちやすいので、屋根の形状が外観に大きく影響します。

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全体の印象を左右する屋根の形状

屋根の形を切妻にするか、片流れにするか、寄棟にするかでまったく違った印象になります。

切妻屋根とはいわゆる三角屋根のことで、和風と洋風のどちらにも合います。上の三角部分に屋根裏のスペースを確保できますが、多くの住宅で採用されている屋根の形状のため、個性はつけにくいのがデメリットです。

片流れ屋根は、屋根が一面だけで斜めになったものです。窓を高い位置につけられるため、家の中が明るくなります。積雪地域においては、屋根の上の雪が解けやすく、雪の落下する場所を予測しやすいこともメリットです。その反面、壁面からの雨漏りリスクは高くなります。

寄棟屋根は、四方向に傾斜がついているものです。雨量や雪量を分散させることができ、日光や雨などの影響を受けにくくなっています。一般的に、屋根裏のスペースは切妻屋根ほど広くはありません。

屋根の形には、切妻・片流れ・寄棟のそれぞれにメリットとデメリットがあります。土地の形や天井の高さなどをトータルに考えて、どの屋根の形がすっきり見えるかを考えて選びましょう。

大きすぎる屋根はバランスを欠く

屋根が大きすぎる平屋は、見た目のバランスが悪いだけでなく、建物自体の負担にもなるので良くありません。特に、前面に向いた片流れ屋根の場合、建物の見える部分が屋根だけになってしまうこともあります。屋根が大きいため、雨どいから雨があふれてしまい、雨どいの機能を果たさなくなるケースもあります。鋭角で大きすぎる切妻屋根は、室内の天井が高くなりすぎて、照明が切れたときなどのメンテナンスで苦労することもあることを覚えておきましょう。

ポイント2・外壁

平屋の外観を左右する第2のポイントは、外壁です。外壁の色と素材による住宅の外観の違いについて説明します。

素材の持ち味による印象

外壁材にどんなものを選ぶかによっても、家の外観は大きく変わります。外壁材として一般的なのは、サイディングやモルタルです。漆喰やガルバリウムなどが用いられていると、素材の持ち味によって温かい印象にもスタイリッシュな印象にもなります。

色が変える建物の雰囲気

外壁の色によっても、建物の雰囲気はがらりと変わります。外壁には、明るいベージュやグレー系の色が使われるのが一般的です。屋根材やアルミ建材の色と合いやすく、周囲との調和もとりやすいからです。明るい色なら柔らかい印象で、家がひと回り大きく見えます。

デザイン性の高い平屋には、外壁に濃いグレーや黒が選ばれていることも少なくありません。濃い色は重厚感が出てクールでスタイリッシュですが、劣化が目立ちやすく、室内が暑くなりやすいというデメリットもあります。屋根とのバランスや、外壁が覆う面積、周囲との調和などを考慮して色が選ばれているかという点に注目する必要があります。

ポイント3・窓

平屋の外観を左右する第3のポイントは、窓です。窓の大きさや形状、配置と外観の関係性について説明します。

外観にも機能にも影響する窓の大きさ

平屋は窓を作れる場所が限られるため、通風や採光を考慮して大きな窓が設置されることが多いです。大きな窓なら室内に風を入れやすく、明るさも確保できます。

その反面、大きい窓は防犯性が低いため、通りに面した側の窓は小さくする傾向も見られます。建物の形や向き、間取りなどによって窓の大きさは変わるのです。

窓の形や配置も重要

平屋の場合は、通風や採光だけでなく、防犯面も考えて縦長や横長の窓が使われることもあります。狭い幅の縦長や横長の窓なら人が侵入するのは難しいため、防犯性を高めることができます。縦長や横長の窓がバランスよく複数設置されるケースも多く、デザイン性が高くておしゃれです。狭い幅の窓でも、建築基準法で定められている採光の基準を満たしているなら、室内は十分明るくなります。

外から丸見えにならないように、プライバシーを考慮して高い位置に窓が設置されることもあります。窓の形や設置する場所は、家の外観に大きく影響する要素です。大きな窓は外から見たときも開放感があり、小さな窓はかわいらしくておしゃれな雰囲気です。

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ポイント4・外部空間

平屋の外観を左右する第4のポイントは、外部空間です。ここからは、代表的な外部空間の使い方について解説します。

ウッドデッキの大きさや配置

平屋にはウッドデッキが採用されていることが多く、どの位置にどれだけの広さのデッキを設置するかによって外観が大きく変わります。玄関周りにデッキを配しているパターンや、リビングから出入りできる位置に奥行きの広いデッキを配しているパターンなどさまざまです。

ウッドデッキのスペースが広いと、ナチュラルな広々とした空間が外からも心地よく見えます。よく見える位置にウッドデッキがあれば、ゆとりや安らぎのある印象を周囲に与えられます。

建物の形が作り出す庭の存在感

平屋は、土地の形を効率的に使って作られることが多いです。たとえば、通風や採光、防犯面などをトータルに考えて、建物の形をL字やコの字、ロの字などにして窓を配置する傾向があります。そうした建物の形状によって作り出される庭の空間も、建物の外観に影響を与える要素の一つです。

建物のどの位置に庭ができるかによって、庭の使い方も変わります。コンパクトな箱庭や、池のある広々とした和風の庭など、庭の広さや使い方によっても家の外観の雰囲気は異なります。

ポイントを押さえてお気に入りの1軒を見つけよう

平屋の賃貸物件を探すときには、屋根や外壁、窓など外観を左右するポイントを押さえることが大切です。この記事で紹介したポイントを参考にして、住みたいと感じる素敵な外観の1軒を見つけましょう。

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