家族数人暮らしで、ひとりにつきひと部屋が用意できない場合、ひとつの部屋を数人で共有することになります。しかし、たとえ部屋がひとつであっても、カーテンやパーテーションなどを上手く利用すれば、ひとつの空間を独立した部屋のように分けることができるのです。この方法さえ知っていれば、ひとつの部屋を目的別に分けることもできます。今回は、ひとつの部屋を複数に分割できて、限られた空間を自在に使える部屋の分割術を紹介します。
目次
ひとつの部屋を区切ってしまうと、狭い部屋が余計に狭くなるのではと思っている人もいるかもしれません。しかし、部屋を区切ることによってさまざまなメリットがあります。部屋をいくつかに仕切るとどのようなメリットがあるのでしょうか。
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ワンルームや1Kで生活している人の場合、ひとつの部屋で食事や就寝など生活のあらゆることをこなすことになります。あらゆる目的をたったひとつの空間で行うために、部屋のなかは雑然としてしまいがちです。しかし、部屋をいくつかに仕切ることによって、食べる・寝るなどの目的ごとに空間を分断することが可能になります。それにより、こっちのスペースではこの目的といった具合に、生活にメリハリをつけることができるのです。また、プライベートな空間と来客用のスペースを分けられるため、急に来客があっても隠したいところを隠すことができます。
家族で子どもが数人いる場合にも、部屋の仕切りは大きく役立ちます。子どもが大きくなって思春期をむかえる頃になると、子どもは自分の部屋が欲しくなるものです。親としては子どもたちのために1人1部屋のプライベートスペースを分け与えたいところですが、住居の部屋数が限られているとそれは不可能です。かといって増築するのはお金がかかり、マンションなど賃貸住まいの場合はそれもできません。しかし、カーテンやパーテーションで部屋を区切れば、子どもの人数に合わせて簡易的な子どもひとりのプライベートスペースが実現します。
部屋というひとつの空間を区切って、新しい生活空間をつくってみようと思い立っても、具体的にどのようにしていいのか迷う人もいることでしょう。部屋を仕切るにはどのような方法があるのか、次の段落から具体的に紹介します。
本格的に部屋を仕切ろうと考えている場合、リフォームという手段があります。その手段のひとつは、今まで壁のなかった空間に新たに壁を新設するという方法です。壁により部屋をしっかりと区切ることができますが、新設・撤去ともにお金がかかることがデメリットといえます。壁の新設に比べてお金も手間もかからないのが、アコーディオンカーテンやパネルドアの設置です。簡単に取り付けることが可能で、費用も手軽です。ただし、壁に穴を開ける作業などをするため、賃貸物件では難しい場合が多いでしょう。
アコーディオンカーテンなど専用の区切るためのアイテムを利用せずに、部屋を仕切る方法もあります。それは、家具や布を使って空間を仕切る方法です。本棚や食器棚、各種ラックなどの配置を少し変えるだけで、仕切りの代わりになります。家具や布を利用した仕切りは、リフォームに比べると簡易的であり壁や床に穴を開けたりしないため、賃貸住宅でも安心して仕切り作業を行えます。
賃貸住宅では、リフォームなどの大がかりな部屋の仕切りができないのが難点です。しかし、大がかりなことをしなくても、アイデア次第でさまざまな仕切りをすることができます。賃貸住宅でも可能な仕切りアイデアとは、どのようなものがあるのでしょうか。
パーテーションといえば、会社に置かれている業務用の簡素なデザインのものを想像する人もいることでしょう。しかし、パーテーションはおしゃれなものなど、さまざまなタイプが販売されています。そして、パーテーションはただ置くだけで部屋を区切ることができるため、賃貸でも安心して使用できるのです。パーテーションは部屋を完全に区切ることはできませんが、目隠し程度で十分と考えるならおすすめのアイテムといえます。
簡易的な方法では、突っ張りカーテンを使って部屋を区切る方法もあります。突っ張りカーテンとは、突っ張り棒を使い自分の好きな場所に吊るすカーテンのことです。この方法であれば、部屋を傷つけずにカーテンの設置が可能になります。突っ張り棒、カーテンともに安価で購入でき、設置や撤去に手間がかからないこともメリットです。
収納家具を上手く部屋に配置することで、空間の仕切りを兼ねることもできます。部屋を区切って、なおかつ収納スペースの確保という実用性がメリットといえるでしょう。部屋に固定するタイプではない直置きタイプやキャスター付きの収納家具であれば、賃貸住宅でも安心して使用できます。
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部屋を仕切るのはさまざまなメリットがありますが、デメリットもあります。部屋を仕切るときはいくつかの注意点があるので気をつけなければいけません。部屋を仕切る際の注意点、そして、その解決策とはいったいどのようなものがあるのでしょうか。
部屋の仕切りには、大きく分けて二つのデメリットがあります。それは「部屋が狭くなること」と「光が遮られること」です。部屋の仕切りを行う前に、二つのデメリットがあることを頭に入れておかなくてはいけません。これらのデメリットについて、次の段落から詳しく説明します。
部屋の仕切りは、ひとつの部屋という限られた空間で行うものなので、部屋を区切っても面積が増えるわけではありません。部屋が区切られた分、区切られたそれぞれの空間は区切る前より狭くなってしまいます。そのため、狭い空間が苦手という人には向いていないといえるでしょう。
仕切りをするには、部屋の窓の位置も考慮しなくてはいけません。仕切りの配置によって、一方の部屋に窓が無くなってしまい、窓からの光が遮断されることもあります。それにより、部屋に仕切りをすると一方の部屋が暗くなってしまう恐れがあるのです。
部屋に区切りを導入すれば部屋が狭くなる印象になりますが、仕切りに使うものを工夫することによって開放感のある空間にすることも可能です。フレームだけでの仕切り、レースのカーテン、ガラスの仕切り、オープン棚などを使うと、部屋を仕切っていながら息苦しくない空間となります。
部屋を増やすのは、特に賃貸物件では現実的に難しいことです。しかし、間仕切りをうまく使うことでひとつの部屋をさまざまな目的で使用することが可能になります。上手に活用して、自分好みの空間を自由に作ってみてはいかがでしょうか。
この記事を書いたライター
アエラスグループ コラム編集部です。
『はじめての一人暮らしで、なにからはじめればいいのかわからない…。』
『引っ越しは何度も経験しているけれど、次はもっと自分に合った物件を見つけたい!』
『無事に新生活がスタート!日々の生活に役立つ情報が知りたい。』
わたしたちは、そんなさまざまな思いを抱えるみなさまの声にお応えすべく、賃貸物件探しやお引っ越し、新居での役立つ情報などを発信していきます。
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