一人暮らし 投稿日:2018.10.24/更新日:2021.09.10

初めての一人暮らしのポイントは?賃貸物件を借りる流れや必要な費用を解説

初めての一人暮らしは、賃貸物件を借りるまでに注意をしなければならない点がたくさんあります。まずは、物件を借りるための流れを確認しておく必要があるでしょう。一人暮らしに最適な間取りや、不動産屋選びのポイントなども確認します。特に、女性の一人暮らしでは注意をしなければならないポイントもあるのです。一人暮らしを開始してから生活が安定するまでにかかる費用なども確認し、予算に合った物件を探す必要があります。初めての一人暮らしならではの、注意点、物件探しのポイント、必要な費用を見ていきましょう。

初めての一人暮らしで賃貸物件を借りる流れは?

初めて一人暮らしをする場合、物件探しを慎重に行うためにも、不安要素を減らしておく必要があります。物件の決め方、引っ越しまでの流れを知っておくと、次の行動を決定しやすくなるのです。部屋を探す前に、賃貸物件を借りるための主な流れを確認しておきましょう。

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物件への入居時期やエリアを決める

賃貸物件を探すためには、まず物件への入居時期を決めておきます。進学や就職などの場合、生活が落ち着くまでの期間を考えると、できるだけ余裕があるとよいでしょう。同時に、住むエリアを検討します。通学、通勤しやすいエリアなど、電車やバスなどの路線も確認しておかなければなりません。閑静な住宅エリア、繁華街に近いエリアなど、自分の条件に合うエリアをピックアップしておきます。

不動産屋へ相談して物件の内見をする

エリアが決まったあとに行うのは、インターネットサイトを利用して、いくつかの物件に絞る作業です。エリアや間取りなどから絞り込む機能があり、希望の物件をスムーズに見つけることができます。サイトから内見の申し込みが可能であるため、気になる物件には申し込みを行いましょう。不動産会社から折り返し連絡が入り、当日は担当者とともに物件の内見へ向かいます。

物件を契約して引っ越しをする

住みたい物件が決まり次第、入居審査を行います。保証人の有無など、不動産会社や物件によって入居審査の内容は異なるため、審査の時間にも差があります。審査に通ったあとは、申込金を支払い正式に契約します。契約後は、決められた入居日以降に引っ越しをするという流れです。

初めての一人暮らしで賃貸物件を借りるときのポイント!

初めて一人暮らしをする場合には、物件選びの段階で気を付けなければならないポイントがあります。なかには、魅力的な物件であるのにも関わらず契約できないといったケースもあるのです。不動産会社でスムーズに契約するためにも、賃貸物件を借りるときのポイントをおさえておきましょう。

物件を借りるときに気を付けたい主なポイント

賃貸物件に対して、毎月いくらの金額を支払うことが可能なのかを確認しておくことが重要です。物件を借りるために必要な予算は、家賃と引っ越し代金だけではありません。マンションやアパートの管理費、駐車場代などを含めて検討します。また、物件探しでは、自分の理想通りの物件はないと考え、妥協することも大切です。どうしても妥協できない、したくない部分以外は、妥協しながら探すという気持ちを持つこともポイントになります。

さらに、物件から駅までの距離は、実際に歩いて確かめましょう。不動産会社の車で内見めぐりをしていると、最寄り駅からの距離感がつかめません。街によっては昼と夜の雰囲気が変わることもあるため、時間を分けて歩いてみることもポイントです。内見の際には部屋の雰囲気や広さなどに気を取られてしまいますが、コンセントの位置を確認することも忘れないようにしましょう。コンセントの位置によっては、家電製品を置く場所などが限られてしまい、暮らしにくくなる可能性もあります。加えて、築年数にこだわりすぎないこともポイントです。築年数は重ねていても、リノベーションによってきれいになっている物件もあります。

一人暮らしに必要な広さや間取りのポイント

現段階で持っている家具の数や大きさから、部屋の広さを想定します。また、収納の利便性に合わせて選ぶという方法もあるでしょう。一人暮らしには、1R、1K、1DKといった間取りが一般的ですが、使い勝手のよさを考えると1DKの間取りが最適です。想定外の家具や荷物が増えた場合にも手狭にならず、スペースにゆとりがあることで快適に暮らせることが多いです。

また、賃貸物件を比較する際に重要なポイントのひとつは、部屋の広さを「専有面積」で比較するということです。「畳」で比較した場合、洗面スペースや収納までが含まれた面積となるため、実際に生活をする面積である専有面積で比較することが重要になります。

集客目的のおとり物件もある

初めて賃貸物件を探す場合に注意しなければならないのが「おとり物件」の存在です。おとり物件とは、集客目的で出される物件のことであり、実際には借りることのできない、存在しない物件になります。

おとり物件に興味を持って不動産会社に連絡をしてきた人を相手に「ほかの人が契約してしまった」などと伝えるのです。そして、別の物件を契約するように促します。おとり物件は、家賃が極端に安い、立地がよくて広いなど魅力的なことが特徴です。ほかにも、実在しない物件であるために住所の詳細や「仲介先物」の記載がない、内見できないといった特徴で見極めることもできます。

物件が定期借家になっていないかを確認する

通常、契約を更新することで長期間にわたって住み続けることが可能です。住み始めたあとに困ることのないように「定期借家」になっていないかを確認します。定期借家とは、取り壊しが決まっているなど、さまざまな事情により契約が限定され、更新できない物件のことです。更新前に、再度物件探しや引っ越し作業を行わなければならず、手間や時間、費用もかかります。

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初めての一人暮らしで賃貸物件を借りるときの注意点は?

初めて一人暮らしをする場合、物件選びの段階で注意すべき点があります。引っ越しが完了したあと、安全で快適に暮らせるかどうかという点にも関わるポイントです。賃貸物件を借りる際に、注意すべき点を紹介します。

女性の初めての一人暮らしで物件選びのポイント

女性の一人暮らしでは、防犯の観点から1階の部屋は避けます。空き巣が入りやすいこともあり危険です。洗濯物を干す際にも注意が必要になり、カーテンを閉め切らなければならないなど、不便に感じることも多くなります。防犯を重視するのであれば、オートロックや防犯カメラなどの設備も重視しましょう。

家具搬入のために気を付けたいポイント

引っ越しあと、所有している家具を部屋に搬入できるかということも確認しておく必要があります。ドアの幅や開閉の角度も確認し、家具が通るかを確認しましょう。確認をしなかったために、引っ越し当日に家具が入らないケースもあります。返送や破棄など非常に手間がかかるだけではなく、業者へ依頼する場合にはすぐに対処できないこともあるのです。

初めての賃貸物件で契約前に確認したいポイント

初めて賃貸物件を借りる際には、契約前に必ず重要事項の確認を行います。非常にこまかく、難しい文章で書かれているケースもあり、面倒に感じる人もいるでしょう。しかし、必ず詳細を確認しなければなりません。家賃だけではなく、共益費の支払い方法や更新時期、家賃の値上げ予定など金銭の支払いが必要になる内容は非常に重要です。ほかにも、解約時の手続き、敷金から差し引かれる内容、共有スペースや自室での禁止事項なども確認しましょう。

一人暮らしに必要なものと忘れがちなもの

初めて一人暮らしをする際に必要なもの、忘れがちなものを事前にチェックしておきます。冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどの電化製品は、生活をするうえで必要です。また、ベッド、テーブル、収納ケースやラックなどの家具も用意します。家電製品や家具以外に、準備品として忘れがちなものも確認しておきましょう。準備品とは、カーテン、鏡、薬箱、裁縫セットなどです。

IHやガスコンロがあらかじめ設置されている物件ではない場合、ガスコンロなども準備します。これらを買いそろえるためには費用がかかりますが、中古品を譲ってもったり、リサイクルショップで購入したりと、節約する方法もあります。新品にこだわる必要がないものについては、中古品を使用することも視野に入れて準備をしましょう。

初めての一人暮らしにかかる費用は?

初めての一人暮らしには、家賃や引っ越し代金、生活必需品の購入など、さまざまな費用がかかります。家賃、敷金、礼金などに気を取られてしまい、全体の費用を見逃さないように注意が必要です。予算を超えないためにも、事前に確認しておきましょう。

物件を借りる費用

物件を借りるためには、前家賃として2カ月分ほどの家賃を支払うのが一般的です。ほかにも敷金・礼金・管理費・保証料やカギの交換料などを支払います。物件ごとに定められているため、契約書の記載内容をしっかりと確認しましょう。さらに、不動産会社に支払う仲介手数料なども確認しなければなりません。家賃や契約内容によって金額は大きく異なりますが、最も大きな出費となるため、合計費用の算出を忘れないようにしましょう。

引っ越しをする費用

引っ越し業者に依頼する費用は、移動距離の長さと荷物の量で変わります。また、引越し時期や地域性でも異なります。引っ越し費用を抑えるためには、荷物を減らすことがポイントになります。家具や家電を新居で揃えると、荷物が少なくなるためレンタカーでの引っ越しも可能です。この場合には、レンタカー代のみとなるため軽トラックや4トントラックなどのレンタル費用で収まるでしょう。

家具・家電・生活必需品を揃える費用

生活に必要なものを揃える費用も計算します。生活に必要なベッド、冷蔵庫、洗濯機、テーブル、椅子、カーテン、照明などです。大きさやデザインによって値段も異なるため、間取りと値段のバランスを考慮して購入しましょう。ほかにもカーテンや収納ラックなど、さまざまな生活必需品を買いそろえるための費用も用意しておく必要があります。

一人暮らしにかかる毎月の生活費の目安は?

一人暮らしをはじめたばかりの段階では、毎月の生活費の目安も費用に加えておくと、生活に余裕が生まれます。家賃、食費、光熱費、通信費、消耗品、交友費を合わせて計算しましょう。都内を例にとると、学生の場合は約12万円、社会人の場合は約18万円が目安です。食費については、自炊すると簡単に節約できるため貯金に回せます。

ポイントを押さえて初めての一人暮らしを成功させよう!

一人暮らしを始める前に、引っ越しまでの流れを確認して、焦らずに準備をすることが大切です。それぞれのポイントをおさえることが、初めての一人暮らしの成功につながります。物件探しや一人暮らしを始めるにあたって、プロの力を借りることも成功への近道です。わからないことは不動産会社に相談しましょう。

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この記事を書いたライター

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アエラスグループ コラム編集部です。

『はじめての一人暮らしで、なにからはじめればいいのかわからない…。』
『引っ越しは何度も経験しているけれど、次はもっと自分に合った物件を見つけたい!』
『無事に新生活がスタート!日々の生活に役立つ情報が知りたい。』

わたしたちは、そんなさまざまな思いを抱えるみなさまの声にお応えすべく、賃貸物件探しやお引っ越し、新居での役立つ情報などを発信していきます。

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