ものを置けるスペースが限られており、ある程度コンパクトな暮らしを要求される一人暮らし。広くないワンルームでも、少しスペースが増えるだけでだいぶお部屋の中の見え方が変わってくるもの。そんなときに便利なのが、高さを利用して収納を増やせる「ロフトベッド」。ハイタイプのベッド下スペースに、デスクやハンガーラック、洋服ダンスやソファなども置くことができ、かつインテリアとしてもお部屋が立体的に、スタイリッシュに見えるというスグレモノです。でもこのロフトベッド、意外とデメリットも多いのはご存知でしょうか。今回は、ロフトベッドの盲点と、後悔しない選び方についてご紹介していきます。
目次
高さを利用し、空いたスペースを収納場所にできる「ロフトベッド」は、一人暮らしの大きな味方といえます。
収納の点だけでなく、お部屋を立体的に使うことで、インテリアとしておしゃれに見えるという嬉しいメリットもあります。
最近ではシンプルなデザイン以外に、女性が好むような可愛らしいデザインもたくさん増えてきており、「機能性」よりも「お部屋がお洒落に見えるアイテム」として購入を検討する人もいます。
しかしロフトベッドはうまく活用すれば便利なアイテムとなりますが、意外な盲点もあり、残念ながら購入後に後悔してしまうケースも多くあるようです。
下記では、メリットだけではない、ロフトベッドのデメリットについても紹介していきます。
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具体的には、例えば下記のようなデメリットがあります。
・天井が近いため寝るときに圧迫感があり、上の階がある場合は上の物音が響きやすい
・暖気は上に滞留しやすいため、夏場は暑い
・ものが落ちやすい。寝相が悪いと、布団も下に落ちる(特に携帯電話が落下すると、壊れる可能性があり危険)
・常にはしごの上がり下がりがあるため、布団を干すのが大変
・ベッド上にほこりがたまりやすい
・充電中の場合、多くの場合コンセントが遠いので携帯電話をベッド上に置くのが難しい
・寝ぼけて油断していると、はしごを踏みはずす危険性がある
・ベッド下スペースにソファやデスクを置くと、立ったときに頭をぶつける可能性がある
・デスクを置いた場合、スペースを有効活用できても圧迫感があり、暗いため作業中はスタンドライトが必要
・持ち運びが大変なため、引越しには労力とお金がかかる(解体を業者にお願いする場合、別途解体料金も発生)
ざっと書きましたが、けっこう多くのデメリットがあるといえます。ちなみに著者の友人は学生時代ロフトベッドを利用していましたが、社会人になってから引越しが多かったため解体&移動が大変になり、ロフトベッドを廃棄していました。
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最近では、機能性とデザイン、どちらにおいてもさまざまなタイプのロフトベッドが販売されています。
いろいろな種類のロフトベッドがあることを知れば、購入後「こんなはずでは...」と後悔することもなくなるかもしれません。
ロフトベッドといえば「はしご」で上がったり下がったりするイメージを連想する人が多いのではないでしょうか。現在はロフトベッドにもさまざまな種類があり、「階段式」タイプのロフトベッドもたくさんあります。
このタイプであれば足を踏み外す可能性が低く、「はしご」タイプよりは安全性が高いといえます。
デメリットはお値段が少々高めであるということと、階段がある分、お部屋の場所を取ってしまいます。
こちらを参考にしてください。
ハイタイプロフトベッドにあるような、寝ている時の圧迫感が少ない「ロータイプ」のロフトベッドです。ハイタイプより高さが低いため、はしごタイプであっても上り降りが楽です。
販売されているベッドによってはミドルタイプにしたり、ハイタイプにしたり、高さを変えられるベッドもあります。
デメリットとしては、ロフトベッドならではの「収納力」が半減してしまうため、ベッド下に収納できるものが限られてしまうことです。ですが、デスクやソファは無理でも、衣類ダンスやカラーボックスなどは収納できますので、工夫しだいで大いに活用できるベッドといえます。
こちらを参考にしてください。
いまや宮棚付ベッドは、情報化時代には欠かせないベッドといえます。
言葉だけでピンとこない方は、ホテルの客室にあるようなベッドをイメージしていただくとわかりやすいかと思いますが、頭側のベッドボードに、ライトやコンセントの差込み口がついたタイプのベッドです。ベッドからコンセントが離れていると、枕元にも携帯がなかなか置けないですし、すごく不便ですよね。
宮棚付なら、コンセントが付いているので充電しながら枕元に携帯を置くことも可能ですし、ボードの上に目覚まし時計やメガネを置けたりするので、非常に便利なロフトベッドだといえます。また、ライト付きなら、夜中にトイレへ行く時も、明かりがある中ではしごを上り下りするので安全性の部分でも安心です。
こちらを参考にしてください。
ハイタイプだと落下の恐怖もあり寝返りを打ちづらく、そういった意味でも窮屈に感じやすいロフトベッドですが、そういった人のために、「セミダブルタイプ」のロフトベッドというのもあります。
通常のシングルタイプより幅が広くゆったりスペースなので、このタイプなら寝相の悪い方も多少は安心だといえますね!ただし、通常のセミダブルベッドと同様、サイズが大きいため部屋の場所を取ってしまうというデメリットもあります。
そしてこのセミダブルタイプに、+階段式タイプが合わさってしまうと、かなりの場所を取ってしまい「コンパクトに収納スペースを活用できる」というロフトベッドならではの魅力がほとんどなくなってしまう可能性もあります。
こちらを参考にしてください。
お部屋を立体的に無駄なく使うことで、うまく収納スペースを作ることができる便利なロフトベッド。使い方次第では狭いお部屋の「救世主」になりますが、メリットと同時にデメリットも多くあり、深く考えずに購入してしまうと後々後悔するような買い物になってしまうかも。
ものが大きいだけに処分も大変になりますので、購入の前によく考え、自身の生活や、お部屋に合ったロフトベッドを選びましょう。
この記事を書いたライター
20代前半だけで、4回の引越し経験がある30代兼業フリーライター女性です。
不動産は周辺環境にも左右されるため、100%完璧な物件はありません。
だからこそ、何を重要視していくかが、とても重要になると思います。
賃貸契約では苦い経験も多くありましたが、皆様が素敵な物件を見つけられることに、少しでもお役に立てれば幸いです。
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